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AIエンジニア・機械学習研究者の職種

機械学習研究者(リサーチャー・リサーチサイエンティスト)

まだ世の中にない新しいAIの手法を考え、実験で確かめ、論文として発表する人です。大学、国の研究所、企業の研究所で働きます。多くの場合、博士号を持っています。

どんな仕事?

研究テーマを決めるところから始まります。最新の論文を毎日のように読み、まだ誰も解いていない問題や、今の手法の弱点を見つけます。たとえば「画像を作るAIが指の本数をよく間違える理由」といった具体的な疑問から出発することもあります。次に、仮説を立てて新しい手法を考え、数式で表し、プログラムに書いて大量の計算機で実験します。うまくいかなければ原因を調べて考え直し、これを何十回もくり返します。結果が出たら英語で論文を書き、国際学会や学術雑誌に投稿します。投稿した論文はほかの研究者に審査(査読)され、採択されると世界に向けて発表します。企業の研究所では、研究成果を自社の製品につなげることも期待されます。

具体的にやること

  • 最新論文の調査と読み込み
  • 研究テーマと仮説の設定
  • 新しい手法の考案と数式化
  • 大規模な実験の設計と実行
  • 英語での論文執筆と投稿
  • 国際学会での発表と議論
  • 共同研究先や学生との打ち合わせ
  • 研究費の申請書の作成

必要な力・知識

数学の深い理解(最適化、確率論など)論文を書いて主張を伝える英語力実験を設計し結果を正しく読む力プログラミングと大規模計算の知識失敗が続いても考え続ける粘り強さ

この職種のキャリア

大学院の博士課程で研究の進め方を身につけ、博士号を取ってから研究所に就職するのが典型的な道です。大学では、博士研究員(ポスドク)、助教、准教授、教授と進みます。企業ではリサーチサイエンティストとして入り、成果を積むとシニア、研究チームのリーダー、研究所長へと進みます。大学と企業を行き来する人も珍しくありません。

年収の目安

大学の教員は、大学ごとの給与のしくみに沿って職位(助教、准教授、教授)と年数で決まります。企業の研究所、特に外資系の研究所では、実績のある研究者に1,000万円を大きく超える給与を出す例もあります。

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