ミライ図鑑ログイン
データ分析・データサイエンティストの担当

データサイエンティスト(予測・モデル開発)

統計学や機械学習を使って、将来を予測したり、パターンを見つけたりするしくみ(モデル)を作る仕事です。たとえば、コンビニで天気や曜日、近くのイベントのデータから、明日のおにぎりの売れる数を予測します。

どんな仕事?

データサイエンティストは、たくさんのデータからきまりを見つけ、まだ起きていないことを予測するしくみを作ります。たとえばスーパーやコンビニでは、過去の売上、天気、気温、曜日、近くで行われるお祭りなどのデータを使って、商品ごとに明日いくつ売れるかを予測するモデルを作ります。予測が当たれば、売り切れも売れ残りも減らすことができ、食品ロスも減ります。ほかにも、銀行で「この人がお金を借りたらきちんと返せそうか」を予測するモデル、通信会社で「解約しそうなお客さん」を見つけるモデル、工場で機械が壊れる前に異常を見つけるモデルなどを作ります。仕事の流れは、課題を決める、データを集めて整える、モデルを作って精度をくらべる、現場で使ってもらう、効果を確かめる、という順番です。PythonやRといったプログラミング言語と、統計学や機械学習の知識を使います。

具体的にやること

  • ビジネスの課題を分析の問題に置きかえる
  • データの収集と前処理(きれいに整えること)
  • 統計モデル・機械学習モデルの作成
  • 予測の精度の評価と改善
  • モデルを現場の業務に組み込む支援
  • 効果の検証と報告
  • 論文や新しい技術の調査

必要な力・知識

統計学・確率の知識Python・Rでのプログラミング機械学習の理論と使い方ビジネスの課題を理解する力結果を専門外の人に説明する力

この担当のキャリア

大学や大学院で統計や情報を学んだ人が新卒で入るほか、データアナリストやエンジニアから移る人も多いです。数年で一人で分析プロジェクトを進められるようになり、その後、チームのリーダー、データ分析部門のマネージャー、会社全体のデータ活用を進める責任者(CDO:最高データ責任者)などに進みます。

年収の目安

job tagの令和7年の加工値では約611.9万円です。外資系IT企業やコンサルティング会社、金融機関では、専門性の高い人は1,000万円以上になる例もあります。

データ分析・データサイエンティストのほかの担当

データアナリスト(ビジネス分析) ›会社のデータを集計・分析して、グラフや表にまとめ、「何が起きているか」「どうすればよいか」を伝える仕事です。たとえば、ネット通販で「先月より売上が下がったのはなぜか」をデータから調べて報告します。データエンジニア ›会社中のデータを集めて、分析しやすい形でためておく土台(データ基盤)を作る仕事です。たとえば、アプリの利用記録、お店のレジの記録、ホームページのアクセス記録を一か所に集めて、毎日自動で整理されるしくみを作ります。機械学習エンジニア・AIエンジニア ›AIのモデルを作り、実際のアプリやサービスの中で動くように組み込む仕事です。たとえば、写真から料理の名前を当てる機能、話しかけると答えてくれる音声アシスタント、文章を自動で翻訳する機能などを作ります。マーケティングアナリスト・Web解析 ›広告やホームページ、アプリのデータを分析して、どの広告が効いたのか、お客さんがどこで買うのをやめたのかを調べる仕事です。たとえば、SNS広告とテレビCMのどちらが売上に効いたかをデータで比べます。データ分析コンサルタント ›データ分析の専門家として、いろいろな会社の課題をデータで解決する手伝いをする仕事です。たとえば、病院の待ち時間を短くする、工場の不良品を減らす、物流のトラックの走る順番を効率よくするといった課題に取り組みます。
← データ分析・データサイエンティストにもどる