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獣医師の職種

産業動物臨床獣医師

牛、豚、鶏など、牛乳や肉、卵をとるために飼われている家畜を診る獣医師です。農家を車で回り、病気の治療や予防、お産の手伝いをします。

どんな仕事?

産業動物の獣医師の多くは、農業共済組合(NOSAI)や農協、民間の診療所に所属し、担当地域の農家を毎日車で回ります。牛の乳房炎、子牛の下痢や肺炎、豚の呼吸器の病気など、よくある病気を治療します。家畜は「経済動物」なので、治療にかかる費用と、その家畜が生み出す牛乳や肉の価値のバランスを考えて、農家さんと治療方針を決めます。牛に人工授精をしたり、妊娠しているかを確かめたりする繁殖の仕事も多いです。豚や鶏は何千、何万頭単位で飼われるので、1頭ずつ治療するよりも、ワクチンの計画や衛生管理で群れ全体を守ることが中心になります。

具体的にやること

  • 農家への往診
  • 牛のお産の介助
  • 人工授精と妊娠鑑定
  • 子牛の下痢や肺炎の治療
  • ワクチン接種計画の作成
  • 飼料や牛舎環境の助言
  • 病気の牛の治療費の見積もり

必要な力・知識

大きな動物を扱う体力と度胸経済性も考えた判断力農家さんとの信頼関係を作る力繁殖や栄養の知識車の運転

この職種のキャリア

就職後は先輩と一緒に往診を回り、2〜3年で担当地区を一人で回れるようになります。5年目以降は繁殖や子牛の病気など得意分野を持ち、若手の指導を任されます。経験を積むと診療所長になる人、牧場のコンサルタントとして独立する人、家畜保健衛生所の公務員に転じる人もいます。

年収の目安

農業共済組合などの職員として、地方公務員に近い給料表に沿って上がっていくことが多いです。地域によっては獣医師確保のための手当や修学資金があります。

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