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公認会計士の職種

税務(税金の専門家)

公認会計士は、税理士として登録すれば税金の仕事もできます。たとえば、会社が国に納める法人税の計算や申告書の作成、お店の経営者が亡くなったときの相続税の相談などです。

どんな仕事?

税務の仕事では、会社の決算書をもとに、法人税、消費税などの税金を計算して、税務署に出す申告書を作ります。たとえば、会社がパソコンを買ったとき、その費用を何年に分けて経費にするかによって、その年の税金が変わります。こうした税金のルールにそって、会社にとって正しく、かつ損のない方法をアドバイスします。海外に子会社を持つ会社では、国ごとにちがう税金のルールを調べる国際税務も重要です。個人のお客さんからは、相続や事業の引き継ぎ(事業承継)の相談を受けます。

具体的にやること

  • 法人税・消費税の計算
  • 税務署に出す申告書の作成
  • 節税や税金のルールについてのアドバイス
  • 相続税・事業承継の相談
  • 税務署の調査への立ち会い
  • 海外取引の税金(国際税務)の調査

必要な力・知識

税法の知識会計の知識法律の改正を追いかける勉強の習慣お客さんの事情をくみとる力

この職種のキャリア

監査法人のあとで税理士法人や会計事務所に移る人、独立して自分の事務所を開く人がいます。独立すると、地域の中小企業の「かかりつけ」として、税金だけでなく経営全体の相談にのるようになります。

年収の目安

税理士法人では監査法人と近い給料体系のことが多いです。独立した場合は、お客さんの数によって収入が大きく変わります。

公認会計士のほかの職種

監査(会計監査) ›会社が作った決算書が正しいかどうかを、会社の外の専門家としてチェックする仕事で、公認会計士だけができる独占業務です。たとえば、ある会社が「今年は100億円もうかりました」と発表したとき、その数字が本当かどうかを、伝票や銀行の記録、倉庫の在庫などを調べて確かめます。アドバイザリー(M&A・財務の専門家) ›会社を買ったり売ったりする「M&A」のときに、相手の会社の財務の状態を調べたり、会社の値段を計算したりする仕事です。たとえば、ある大きな会社が人気のゲーム会社を買おうとするとき、そのゲーム会社に隠れた借金がないか、本当はいくらの価値があるのかを調べます。IPO支援 ›これから株式市場に上場したい会社(ベンチャー企業など)を手伝う仕事です。たとえば、急成長している新しいアプリの会社が上場するには、きちんとした決算の仕組みや社内のルールが必要で、それを整える手伝いをします。企業内会計士(事業会社の経理・財務) ›監査法人ではなく、メーカーや商社、IT企業などの会社に社員として入り、経理や財務、経営企画の部署で働く公認会計士です。たとえば、会社の中で決算書を作ったり、新しい工場を建てるためのお金をどう集めるかを考えたりします。独立開業・コンサルタント ›経験を積んだあとに、自分の会計事務所を開いて独立する公認会計士もいます。たとえば、地域の中小企業の決算や税金の相談、経営の改善のアドバイス、ほかの会社の社外役員などを掛け持ちして働きます。
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