ミライ図鑑ログイン
公認会計士の職種

独立開業・コンサルタント

経験を積んだあとに、自分の会計事務所を開いて独立する公認会計士もいます。たとえば、地域の中小企業の決算や税金の相談、経営の改善のアドバイス、ほかの会社の社外役員などを掛け持ちして働きます。

どんな仕事?

独立した公認会計士は、地域の会社や個人のお客さんから、決算書づくりや税金の申告、経営の相談を受けます。たとえば、パン屋さんの経営者から「お店を2店舗に増やしたいが、お金は足りるか」という相談を受けて、資金の計画を一緒に考えます。中小規模の会社の監査を引き受けたり、学校法人や病院、自治体の監査を担当したりする人もいます。上場会社の社外監査役や社外取締役として、会社の経営をチェックする役割を務める人も多いです。

具体的にやること

必要な力・知識

会計・税務・監査の幅広い知識営業してお客さんを見つける力経営者の相談相手になれる人柄事務所を経営する力

この職種のキャリア

監査法人などで10年前後経験を積んでから独立する人が多いです。最初は少ないお客さんから始め、紹介などで少しずつ増やしていきます。事務所が大きくなると、スタッフを雇って税理士法人や小さな監査法人に発展させる人もいます。

年収の目安

お客さんの数と仕事の内容で大きく変わります。成功すれば監査法人のパートナー並みの収入になる人もいますが、軌道に乗るまでは不安定なこともあります。

公認会計士のほかの職種

監査(会計監査) ›会社が作った決算書が正しいかどうかを、会社の外の専門家としてチェックする仕事で、公認会計士だけができる独占業務です。たとえば、ある会社が「今年は100億円もうかりました」と発表したとき、その数字が本当かどうかを、伝票や銀行の記録、倉庫の在庫などを調べて確かめます。アドバイザリー(M&A・財務の専門家) ›会社を買ったり売ったりする「M&A」のときに、相手の会社の財務の状態を調べたり、会社の値段を計算したりする仕事です。たとえば、ある大きな会社が人気のゲーム会社を買おうとするとき、そのゲーム会社に隠れた借金がないか、本当はいくらの価値があるのかを調べます。IPO支援 ›これから株式市場に上場したい会社(ベンチャー企業など)を手伝う仕事です。たとえば、急成長している新しいアプリの会社が上場するには、きちんとした決算の仕組みや社内のルールが必要で、それを整える手伝いをします。税務(税金の専門家) ›公認会計士は、税理士として登録すれば税金の仕事もできます。たとえば、会社が国に納める法人税の計算や申告書の作成、お店の経営者が亡くなったときの相続税の相談などです。企業内会計士(事業会社の経理・財務) ›監査法人ではなく、メーカーや商社、IT企業などの会社に社員として入り、経理や財務、経営企画の部署で働く公認会計士です。たとえば、会社の中で決算書を作ったり、新しい工場を建てるためのお金をどう集めるかを考えたりします。
← 公認会計士にもどる