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パイロットの職種

旅客機の機長

飛行機の最終責任者として、安全運航のすべてを判断します。天候、燃料、整備状況、乗客の状態まで含めて「飛ぶか飛ばないか」を決める立場です。

どんな仕事?

機長は、1便ごとの最終責任者です。出発前には運航管理者が作った飛行計画を確認し、天気、燃料の量、機体の不具合の記録、乗客や貨物の重さなどを見て、予定どおり飛べるかを判断します。たとえば、目的地に雪が降りそうなら、燃料を多めに積む、別の空港に降りる準備をするなどを決めます。飛行中は副操縦士と操縦や無線交信を分担しながら、計器や自動操縦の状態を見守ります。急病人が出たときや機械の故障が起きたときは、近くの空港に降りるかどうかを短い時間で決めなければなりません。客室乗務員や整備士、管制官など、多くの人と連携してチームをまとめるのも機長の役目です。到着後は、機体の気になる点を整備士に伝え、次の便に引き継ぎます。

具体的にやること

  • 飛行計画と天気の確認
  • 燃料の量の最終決定
  • 副操縦士・客室乗務員とのブリーフィング
  • 離陸・着陸の操縦
  • 管制官との無線交信
  • 緊急時の判断と指揮
  • 機体の不具合の記録と整備士への引き継ぎ
  • 後輩パイロットの指導

必要な力・知識

定期運送用操縦士の資格と型式限定気象・航空法規・航空機システムの知識落ち着いた判断力チームをまとめるリーダーシップ航空英語体調を自分で管理する力

この職種のキャリア

多くの航空会社では、副操縦士として約10年の経験を積んだあと、約1年の機長昇格訓練と国の審査を経て機長になります。最初は国内線の小型・中型機の機長から始まり、経験を積むと大型機や長距離国際線を担当するようになります。さらに経験を積むと、教官や審査を担当する機長、運航部門の管理職を任されることもあります。

年収の目安

機長は、パイロットの中でも年収が高い層です。厚生労働省の統計の年齢別推計では、40代後半で約2,100万円、50代後半で約2,600万円とされていて、この年代の多くは機長です。会社や機種、乗務時間によって差があります。

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