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建築士の職種

構造設計

建物が地震や台風、雪の重さに耐えられるように、柱や梁(はり)の太さ、鉄骨やコンクリートの種類、基礎の形などを計算して決めます。目に見えないところで建物の安全を守る仕事です。

どんな仕事?

意匠設計者が考えた建物の形をもとに、建物にかかる重さや地震の力を計算し、柱、梁、壁、床、基礎の大きさや材料を決めます。たとえば、大きな体育館のように柱のない広い空間を作るなら、屋根を支えるための鉄骨の組み方を工夫します。構造計算ソフトで建物の揺れ方をシミュレーションし、構造図と構造計算書をまとめます。意匠設計者と「この柱をもう少し細くできないか」「この壁は抜けないか」といった話し合いを何度も重ねます。

具体的にやること

  • 建物にかかる力の計算
  • 柱・梁・基礎の大きさの決定
  • 構造計算ソフトでの解析
  • 構造図の作成
  • 構造計算書の作成
  • 意匠設計者との調整
  • 工事現場での鉄筋や溶接の確認

必要な力・知識

力学(物理)と数学の知識構造計算ソフトを使う力建築基準法の構造に関する決まりの知識細かい計算を正確に行う力

この職種のキャリア

大学や大学院で構造を学び、設計事務所やゼネコンの構造設計部に入ります。先輩の計算を手伝いながら学び、一級建築士を取ったあと、5年以上の構造設計の経験と講習を経て構造設計一級建築士を目指す人が多いです。

年収の目安

専門性が高いため、経験を積むと設計職の中でも評価されやすいです。勤め先によりますが、ゼネコンや組織設計事務所では30代で700万〜900万円ほどになることもあります。

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