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コンサル(戦略・総合・IT)の職種

財務アドバイザリー(FAS)

企業の買収や合併(M&A)、事業再生の場面で、相手企業の価値を計算したり、財務の状況を調べたりします。たとえば、ある会社が人気のラーメンチェーンを買うとき「このチェーンはいくらの値段が妥当か」「隠れた借金はないか」を調べます。監査法人系のグループに多い仕事です。

どんな仕事?

財務アドバイザリーの担当者は、会社の買収や合併、事業の立て直しのときに、お金の面から支援します。たとえば、ある会社が別の会社を買うとき、相手の会社の決算書や契約書を細かく調べて、隠れた借金や問題がないかを確認します(デューデリジェンス)。さらに、その会社が将来どれだけ利益を出せるかを計算し、いくらで買うのが妥当かを算出します。業績が悪くなった会社では、銀行と話し合いながら立て直しの計画を作ります。

具体的にやること

必要な力・知識

会計・財務の知識エクセルでの分析力短期間で大量の資料を読む力公認会計士などの資格(あると有利)

この職種のキャリア

アナリストとして分析を担当し、マネージャーになると案件全体を率います。M&Aの専門家として投資銀行や投資ファンドに移る人もいます。

年収の目安

BIG4系のアドバイザリー会社は非上場が多く、公開された平均値は確認できていません。

コンサル(戦略・総合・IT)のほかの職種

戦略コンサルタント ›企業の経営陣から依頼を受けて、新規事業への参入、海外進出、M&A、事業の立て直しなど、会社の方向を左右する課題を数か月で分析し、提案します。たとえば「お菓子メーカーがアジアで売るならどの国から始めるべきか」「ゲーム会社が別のゲーム会社を買うべきか」といったテーマです。総合コンサルタント(業務・組織) ›戦略の立案から、業務プロセスの見直し、組織や人事の改革、システム導入まで、企業の変革を幅広く支援します。業務プロセスの見直しとは、たとえば、注文を受けてから商品が届くまでに5人の確認とハンコが必要だった流れを、2人の確認とアプリでの承認に変えるようなことです。大規模なプロジェクトを長期間担当することが多いです。ITコンサルタント ›企業がITを使って業務を変えたり、新しいサービスを作ったりするのを支援します。たとえば、スーパーがスマホアプリでクーポンを配る仕組みや、病院が受付をタブレットで済ませる仕組みを作るとき、どんなシステムにするかを一緒に考えます。どんなシステムを導入するかの計画づくりから、ベンダー選び、プロジェクト管理まで担当します。シンクタンク研究員 ›経済や社会、政策について調査・分析し、レポートを出したり、国や自治体から調査を受託したりします。民間企業向けのコンサルティングを行う部門もあります。人事・組織コンサルタント ›人事制度の設計、評価や報酬の仕組みづくり、組織の改革、人材育成などを支援します。働き方改革や人的資本経営への関心の高まりで需要が増えています。中小企業向け・地域のコンサルタント ›中小企業の経営改善や事業承継、補助金の活用などを支援します。中小企業診断士の資格を持つ人が多く、独立して事務所を開く人もいます。
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