ミライ図鑑ログイン
物流・運輸の職種

フォワーダー(国際物流の手配)

海外とのモノのやりとりで、船や飛行機の手配、通関の書類、現地での配送までをまとめて引き受ける仕事です。自分では船や飛行機を持たず、それらを組み合わせて運ぶのが特徴です。

どんな仕事?

フォワーダーは、メーカーや商社などの荷主から「この荷物をいつまでにどこへ届けたい」という依頼を受けます。船便か航空便か、どの港やどの空港を使うか、費用と日数を比べてプランを作り、見積もりを出します。契約が決まると、船会社や航空会社のスペースを予約し、輸出のための書類(インボイスや船荷証券など)を準備し、通関業者と協力して税関の手続きを進めます。海外の現地法人や代理店と連絡を取り合い、到着後の配送までを見届けます。たとえば、新しいスマホの発売日に合わせて世界中のお店に商品を届けるには、フォワーダーが何か月も前から航空便のスペースを押さえています。港の混雑や天気、戦争などで航路が変わると、急いで別のルートを探すこともあります。

具体的にやること

  • 輸送ルートと費用の比較・見積もり
  • 船会社・航空会社のスペース予約
  • 輸出入書類の作成
  • 通関業者との調整
  • 海外拠点との連絡
  • 貨物の追跡とトラブル対応
  • 荷主への営業

必要な力・知識

英語でのメールと電話貿易のルールと書類の知識地理と世界の情勢への関心複数の会社を動かす調整力

この職種のキャリア

最初は書類作成や予約などの業務を覚え、数年で担当する荷主を持ちます。経験を積むと、海外の現地法人に駐在して現地の営業や管理を任されることもあります。通関士の資格を取って専門性を高める人も多いです。

年収の目安

大手物流会社で年収450万〜750万円程度が目安で、海外駐在中は手当がついて上がることが多いです。

物流・運輸のほかの職種

セールスドライバー(宅配・集配) ›トラックで担当地域を回り、荷物を届けたり、お店や家から荷物を集めたりする仕事です。宅配便の会社では、配達だけでなく、新しいお客さまを見つける営業の役割も担います。長距離・幹線輸送ドライバー ›大型トラックやトレーラーで、東京と大阪のような都市と都市の間を結んで荷物を運ぶ仕事です。夜に出発して、翌朝に目的地に着く運行が多いです。倉庫・物流センターの管理(3PL) ›倉庫で商品を受け入れ、保管し、注文に合わせて取り出し(ピッキング)、梱包して出荷するまでを管理する仕事です。メーカーやネット通販の会社から物流をまるごと任される3PLの会社が多くあります。海運会社の総合職(運航・営業・船舶管理) ›大きな船で世界中に鉄鉱石や石油、自動車、コンテナを運ぶ海運会社で、船の運航計画や営業、船の管理を担当する仕事です。日本は輸出入の大部分を船に頼っています。鉄道・航空貨物・港湾の仕事 ›貨物列車でコンテナを運ぶJR貨物、飛行機で荷物を運ぶ航空貨物、港で船の荷物を積み下ろす港湾運送など、トラック以外で運ぶ仕事です。物流企画・ロジスティクスDX ›データやITを使って、運び方や倉庫の効率を良くする仕組みを考える仕事です。配送ルートの最適化、倉庫のロボット導入、荷物の追跡システムなどを担当します。
← 物流・運輸にもどる