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メーカーの職種

開発・設計職

研究で生まれた技術や、営業がつかんだお客さんの要望を、実際に量産できる製品の形に落とし込む仕事です。CADで図面を引き、試作品をつくってテストし、改良をくり返します。

どんな仕事?

開発・設計職は、製品の形と中身を決めて図面にする仕事です。たとえば、自動車ならドアの形やブレーキの部品、家電なら炊飯器の内釜やエアコンの風の出口など、ひとつひとつの部品を担当者が設計しています。CADというソフトで立体の図面を作り、コンピューター上で強度や熱の流れをシミュレーションしてから試作品を作ります。試作品は試験室で落としたり、熱したり、何万回も動かしたりして壊れないかを確かめます。問題が見つかれば図面を直して作り直し、これを何度もくり返します。生産技術・品質保証・調達・取引先の部品メーカーと毎日のように打ち合わせをします。

具体的にやること

  • CADでの図面作成
  • 強度・熱などのシミュレーション
  • 試作品の手配と評価試験
  • 設計レビューでの説明
  • 取引先との仕様のすり合わせ
  • コスト削減案の検討
  • 不具合の原因調査

必要な力・知識

機械・電気・情報などの専門知識CADなどの設計ツール図面を読み書きする力チームでの調整力コストと性能のバランス感覚

この職種のキャリア

1〜3年目は小さな部品の設計変更から始め、5年目前後でひとつのユニット(たとえば車のシートやエアコンの室外機など)の担当者になります。10年目前後で製品全体をまとめるチーフエンジニアの補佐やチームリーダーになり、その後は開発部門の課長・部長、製品全体の責任者へ進みます。

年収の目安

大手メーカーでは30代で600万〜800万円前後、課長クラスで900万〜1,000万円前後が目安です。会社の業績によって賞与が増減します。

メーカーのほかの職種

研究職(R&D) ›まだ世の中にない新しい材料や技術の種を探す仕事です。数年〜十数年先の製品につながるテーマを、実験とデータ分析でこつこつ進めます。生産技術職 ›設計された製品を「どうやって工場で大量に、安く、同じ品質で作るか」を考える仕事です。たとえば、ペットボトル飲料を1分間に何百本も詰める機械の並べ方を決めるのも生産技術の仕事です。製造ラインの設計、ロボットや設備の導入、作業手順の改善を担当します。品質保証・品質管理職 ›製品が決められた品質や法律の基準を満たしているかを検査・分析し、不良を出さない仕組みをつくる仕事です。お客さんからの不具合の問い合わせに原因を調べて対応するのも大切な役割です。製造(工場オペレーター・技能職) ›工場のラインで実際に製品を作る仕事です。高校卒・高専卒で入社する人も多く、機械の操作、組み立て、検査、設備の保全などを担当します。営業職(法人営業・技術営業) ›自社の製品を取引先に売り込み、長く付き合いながら注文を取り続ける仕事です。BtoBメーカー(たとえば、自動車会社にセンサーを売る部品メーカー)では、お客さんの会社の開発者と一緒に「次の製品にどんな部品が必要か」を考える提案型の営業が中心です。マーケティング・商品企画職 ›どんな人にどんな商品を、いくらで、どう伝えて売るかを考える仕事です。たとえば、新しいポテトチップスの味を決め、パッケージの色やテレビCM、コンビニでのキャンペーンまで計画します。市場調査やデータ分析をもとに新商品のコンセプトを決め、広告やキャンペーンを企画します。調達・購買/生産管理/管理部門 ›部品や原料を世界中の取引先から適切な価格と品質で買う調達(たとえば、スマホに使う数百種類の部品の買い付け)、何をいつどれだけ作るかを計画する生産管理、そして経理・財務・人事・法務・知財などの管理部門です。
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