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裁判官・検察官の職種

民事裁判の裁判官

お金や土地、契約などをめぐる人と人、会社と会社の争いを扱う裁判官です。訴えた側(原告)と訴えられた側(被告)の主張と証拠を見比べて、判決を書きます。話し合いで解決する「和解」を勧めることも大切な仕事です。

どんな仕事?

地方裁判所の民事部に所属し、割り当てられた事件を担当します。原告と被告がそれぞれ提出する「準備書面」と呼ばれる主張の書類や、契約書、メール、写真、医師の診断書などの証拠を読み込みます。法廷や会議室で双方の弁護士と話し合い、争いのポイント(争点)を整理します。必要があれば証人や本人を呼んで質問(尋問)をします。そのうえで、法律と過去の判例に照らして結論を出し、なぜその結論になったのかを文章で説明した判決書を書きます。判決の前に双方が納得できる解決案を示して、和解を成立させることもよくあります。

具体的にやること

  • 訴状・準備書面・証拠の読み込み
  • 争点整理の期日の進行
  • 証人尋問・本人尋問
  • 和解の提案と調整
  • 判決書の起案
  • 合議事件での先輩裁判官との評議
  • 法律や判例の調査

必要な力・知識

民法・民事訴訟法の深い知識大量の書類を正確に読む力どちらにも偏らない公平さ筋道立てて文章を書く力当事者の話を落ち着いて聞く力

この職種のキャリア

新任判事補は、まず3人の裁判官で担当する合議事件の「左陪席」として、先輩の裁判長や右陪席から判決の書き方を学びます。任官から5年ほどで、一定の事件を1人で担当できる「特例判事補」になります。10年で判事になると、単独で多くの事件を担当し、やがて合議体の裁判長も務めます。

年収の目安

判事補のうちは年収600万〜900万円台、判事になると1,000万円を超えるのが目安です。裁判長クラスでは1,500万円以上になります。

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