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財務の担当

資金調達(社債・株式)

銀行から借りる以外の方法で、大きなお金を集める担当です。社債を発行して投資家からお金を借りたり、新しく株を発行してお金を集めたりします。

どんな仕事?

会社がお金を集める方法は、大きく分けて「借りる」と「出資してもらう」の二つがあります。借りる方法には、銀行からの借入のほかに、社債という会社の借用書のようなものを発行して、たくさんの投資家から少しずつお金を借りる方法があります。出資してもらう方法は、株式を新しく発行して投資家に買ってもらうことで、返す必要はありませんが、株主が増えて会社の持ち主の一人になります。たとえば、電車の会社が新しい路線を作るのに1,000億円が必要なら、社債を発行するか、株を発行するか、銀行から借りるか、その組み合わせを考えます。社債を発行するときは、証券会社と相談して金利や期間を決め、格付会社から会社の信用度の評価(格付け)を受けることもあります。ベンチャー企業では、ベンチャーキャピタルという投資会社から出資を受けて成長資金を集めます。

具体的にやること

必要な力・知識

株式・社債など金融商品の知識会社法・金融商品取引法の基礎証券会社や投資家との交渉力会社の価値を計算する力大きな判断を支えるロジカルな思考

この担当のキャリア

資金調達は、資金管理や銀行対応を経験した中堅以上の社員が担当することが多い分野です。社債の発行や増資は数年に一度の大きなイベントなので、経験した人は社内でも社外でも重宝されます。ベンチャー企業では、資金調達の経験を持つ人がCFOとして迎えられることもあります。

年収の目安

資金調達を担当する人は、30代で600万〜900万円ほどが目安です。ベンチャー企業のCFOでは、ストックオプションを含めて大きな報酬を得る人もいます。

財務のほかの担当

資金繰り・資金管理 ›会社のお金が足りなくならないように、入ってくるお金と出ていくお金を予測して管理する担当です。どれだけもうかっている会社でも、手元のお金が尽きると倒産してしまうので、財務のいちばん基本の仕事です。銀行との交渉・借入 ›銀行からお金を借りる交渉や、銀行との日ごろのお付き合いを担当します。どの銀行から、いくらを、どんな金利と期間で借りるかを決めます。IR(投資家向け広報) ›株主や投資家に、会社の成績や将来の計画を説明する担当です。株価にも影響する、会社の「顔」となる仕事です。M&A・投資 ›ほかの会社を買ったり、事業を売ったりするM&Aや、新しい工場や事業への投資を検討する担当です。会社の形を大きく変える、ダイナミックな仕事です。財務戦略・資本政策 ›会社の借金と自己資本のバランス、配当や自社株買いなど株主へのお金の返し方を考える担当です。会社のお金の使い方の大きな方針を決めます。為替・リスク管理 ›海外との取引で生じる為替の変動や、金利の変動から会社を守る担当です。輸出入の多い会社では、為替が1円動くだけで利益が大きく変わります。FP&A・事業計画 ›事業の計画や予算、業績の見通しを作り、経営陣の判断を数字で支える担当です。経理や経営企画と重なる部分も多い仕事です。
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