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財務の担当

財務戦略・資本政策

会社の借金と自己資本のバランス、配当や自社株買いなど株主へのお金の返し方を考える担当です。会社のお金の使い方の大きな方針を決めます。

どんな仕事?

財務戦略は、会社のお金の大きな方針を考える仕事です。たとえば、会社がもうけたお金を、新しい事業に投資するのか、借金の返済にあてるのか、配当として株主に配るのか、自社株買い(会社が自分の株を買い戻すこと)をするのかを考えます。借金が多すぎると会社が危なくなり、少なすぎるとお金をうまく使えていないと投資家から見られることがあります。そのバランスを考えるのが財務戦略の担当です。株主が出したお金でどれだけ効率よくもうけているかを表すROE(自己資本利益率)などの指標を使って目標を立て、中期経営計画に盛り込みます。東京証券取引所は上場企業に、資本コストや株価を意識した経営を求めていて、その対応も財務戦略の重要な仕事になっています。ベンチャー企業では、誰にどれだけ株を持ってもらうかという資本政策を考えることも大切です。

具体的にやること

必要な力・知識

コーポレートファイナンスの知識会計と株式市場の知識経営陣に提案する力長期的な視点で考える力投資家の考え方を理解する力

この担当のキャリア

財務戦略は、財務の各分野を経験したベテランが担当することが多い分野で、財務部長やCFOの右腕として働きます。資本政策や財務戦略を担える人は、CFO候補として社内外から評価されます。

年収の目安

財務戦略を担当する人は、40代で900万〜1,300万円ほどが目安です。CFOになるとさらに高い報酬になります。

財務のほかの担当

資金繰り・資金管理 ›会社のお金が足りなくならないように、入ってくるお金と出ていくお金を予測して管理する担当です。どれだけもうかっている会社でも、手元のお金が尽きると倒産してしまうので、財務のいちばん基本の仕事です。銀行との交渉・借入 ›銀行からお金を借りる交渉や、銀行との日ごろのお付き合いを担当します。どの銀行から、いくらを、どんな金利と期間で借りるかを決めます。資金調達(社債・株式) ›銀行から借りる以外の方法で、大きなお金を集める担当です。社債を発行して投資家からお金を借りたり、新しく株を発行してお金を集めたりします。IR(投資家向け広報) ›株主や投資家に、会社の成績や将来の計画を説明する担当です。株価にも影響する、会社の「顔」となる仕事です。M&A・投資 ›ほかの会社を買ったり、事業を売ったりするM&Aや、新しい工場や事業への投資を検討する担当です。会社の形を大きく変える、ダイナミックな仕事です。為替・リスク管理 ›海外との取引で生じる為替の変動や、金利の変動から会社を守る担当です。輸出入の多い会社では、為替が1円動くだけで利益が大きく変わります。FP&A・事業計画 ›事業の計画や予算、業績の見通しを作り、経営陣の判断を数字で支える担当です。経理や経営企画と重なる部分も多い仕事です。
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