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農業・水産・食料の職種

生産者(農業法人の社員・独立就農)

田んぼや畑、ハウス、牧場で作物や家畜を育てる仕事です。最近は家族経営だけでなく、会社として農業をする農業法人に社員として就職する人が増えています。

どんな仕事?

生産者は、作物を植え、育て、収穫して出荷するまでを担当します。米なら春に田植えをし、夏は水の管理や草刈り、秋に稲刈りをして、乾燥・もみすりをしてから出荷します。トマトやイチゴのハウス栽培では、温度や湿度、水や肥料の量をセンサーとコンピュータで管理し、毎日の収穫と箱詰めをします。牛や豚、鶏を育てる畜産では、毎日のえさやりと健康チェック、牛舎の掃除が欠かせません。農業法人では、何をどれだけ作るか、どこに売るかを考える経営の仕事と、現場の作業を分担します。天気や病気、害虫によって収穫量が大きく変わるため、毎日畑の様子を観察して早めに手を打つことが大切です。

具体的にやること

  • 種まき・植え付け
  • 水や肥料の管理
  • 病気・害虫の防除
  • 収穫と選別・箱詰め
  • トラクターやドローンの操作
  • 出荷先との連絡と納品
  • 作業記録・生産データの入力

必要な力・知識

作物や家畜についての知識天気や季節の変化を読む力機械を扱う力体力と根気コストと売上を計算する経営感覚

この職種のキャリア

農業法人に入社すると、最初の数年は現場の作業を一通り覚えます。3〜5年目で一つの作物やハウスの責任者になり、10年目ごろには農場長として作業の計画や人の配置を任されます。独立して自分の農場を開く人も多く、国の就農支援の制度を使って資金や農地を確保します。

年収の目安

農業法人の社員は、会社によって差が大きいですが300万〜500万円前後が多いです。独立した場合の収入は作物や規模によってまったく違い、2024年の主業経営体の平均農業所得は約494万円です(農林水産省)。

農業・水産・食料のほかの職種

JA(農協)の職員 ›JAは農家が集まって作った協同組合で、農家の作物を集めて売る、肥料や農薬をまとめて仕入れる、お金を預かる・貸す、保険を扱うなど、農家の暮らしと仕事を幅広く支えています。研究・品種開発・技術職 ›新しい品種、病気に強い作物、魚の養殖技術、食品の新しい加工法などを研究する仕事です。国や県の研究機関、種苗会社、食品メーカー、農薬や肥料の会社で働きます。食品メーカーの生産・品質管理 ›冷凍食品、小麦粉、調味料、缶詰、ジュースなどを工場で安全に大量に作る仕事です。原料の受け入れから製造、検査、出荷までを管理します。営業・バイヤー(卸・市場・商社) ›農家や漁師、食品メーカーがつくった食べ物を、スーパー、外食チェーン、コンビニなどに売る仕事です。逆に、店側の立場で全国から食材を仕入れるバイヤーの仕事もあります。農業機械・資材・スマート農業の開発と営業 ›トラクター、田植え機、コンバイン、ドローン、肥料、農薬、ハウスの設備などを作り、農家に売る仕事です。人手不足を補うスマート農業の技術開発も進んでいます。漁業・養殖業の担い手と水産会社 ›海や川で魚をとる漁業、いけすで魚や貝を育てる養殖業、とった魚を加工して売る水産会社で働く仕事です。
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