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農業・水産・食料の職種

営業・バイヤー(卸・市場・商社)

農家や漁師、食品メーカーがつくった食べ物を、スーパー、外食チェーン、コンビニなどに売る仕事です。逆に、店側の立場で全国から食材を仕入れるバイヤーの仕事もあります。

どんな仕事?

食べ物の流通では、生産者から消費者の間に何段階もの会社が入ります。卸売市場の卸売業者は、全国の農家や漁協から集まった野菜や魚を競りや相対取引(売り手と買い手の話し合い)で仲卸や小売店に売ります。食品卸や商社の営業は、食品メーカーの商品をスーパーやコンビニに提案し、どの棚にどれだけ置いてもらうかを交渉します。輸入品を扱う商社では、海外の小麦やトウモロコシ、エビ、牛肉などを買い付けて日本に運びます。スーパーのバイヤーは、季節や売れ行きを見て、どの産地の何をいくらで仕入れるかを決めます。天候不順で野菜が不作になると値段が上がるため、別の産地を探したり、売り場の商品を入れ替えたりと素早い対応が求められます。

具体的にやること

  • 生産者・メーカーとの仕入れ交渉
  • スーパー・外食への商品提案
  • 市場での競り・相場の確認
  • 物流(トラック・冷蔵倉庫)の手配
  • 新しい産地や商品の開拓
  • 売れ行きデータの分析

必要な力・知識

食材の品質を見極める目相場を読む力交渉力早朝や急な変更に対応できるフットワーク

この職種のキャリア

入社後は担当商品(野菜、魚、精肉、加工食品など)を決めて営業を始めます。5年ほどで大口の取引先を任され、10年目ごろにはチームリーダーや部門のマネージャーになります。商社では海外駐在で原料の買い付けを担当することもあります。

年収の目安

市場の卸売会社や食品卸では400万〜600万円前後、大手商社では1,000万円を超える水準まで、会社によって大きく異なります。

農業・水産・食料のほかの職種

生産者(農業法人の社員・独立就農) ›田んぼや畑、ハウス、牧場で作物や家畜を育てる仕事です。最近は家族経営だけでなく、会社として農業をする農業法人に社員として就職する人が増えています。JA(農協)の職員 ›JAは農家が集まって作った協同組合で、農家の作物を集めて売る、肥料や農薬をまとめて仕入れる、お金を預かる・貸す、保険を扱うなど、農家の暮らしと仕事を幅広く支えています。研究・品種開発・技術職 ›新しい品種、病気に強い作物、魚の養殖技術、食品の新しい加工法などを研究する仕事です。国や県の研究機関、種苗会社、食品メーカー、農薬や肥料の会社で働きます。食品メーカーの生産・品質管理 ›冷凍食品、小麦粉、調味料、缶詰、ジュースなどを工場で安全に大量に作る仕事です。原料の受け入れから製造、検査、出荷までを管理します。農業機械・資材・スマート農業の開発と営業 ›トラクター、田植え機、コンバイン、ドローン、肥料、農薬、ハウスの設備などを作り、農家に売る仕事です。人手不足を補うスマート農業の技術開発も進んでいます。漁業・養殖業の担い手と水産会社 ›海や川で魚をとる漁業、いけすで魚や貝を育てる養殖業、とった魚を加工して売る水産会社で働く仕事です。
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