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農業・水産・食料の職種

農業機械・資材・スマート農業の開発と営業

トラクター、田植え機、コンバイン、ドローン、肥料、農薬、ハウスの設備などを作り、農家に売る仕事です。人手不足を補うスマート農業の技術開発も進んでいます。

どんな仕事?

農業機械や資材の会社では、技術職と営業職が協力して働きます。開発の技術者は、エンジンや車体の設計、自動運転の制御、カメラやセンサーで作物の状態を見分けるソフトウェアなどを作ります。たとえば、GPSで位置をセンチメートル単位で把握し、まっすぐ自動で走るトラクターや、収穫しながらその場所の収穫量を記録するコンバインがあります。営業は、地域の販売店と一緒に農家を回り、機械の実演会を開いて、規模や作物に合った機械を提案します。農機は数百万円から一千万円以上する高価なものが多いため、リースやローンの相談にも乗ります。肥料や農薬の会社では、土の分析をもとに最適な肥料を提案する仕事もあります。

具体的にやること

必要な力・知識

機械・電気・情報の工学知識(技術職)農家の課題を聞き取る力海外とのやり取りに使う英語現場で試して改善する姿勢

この職種のキャリア

技術職は設計や試験の担当から始め、10年ほどで製品開発のリーダーになります。営業職は国内の販売店担当から始め、海外の販売会社に駐在するチャンスもあります。スマート農業の分野では、ITの会社やベンチャーとの共同開発も多く、新しい事業を立ち上げる経験ができます。

年収の目安

大手農機メーカーでは、クボタの単体平均825万円(2025年12月期)が目安です。中小の農機・資材会社では、これより低い水準のことが多いです。

農業・水産・食料のほかの職種

生産者(農業法人の社員・独立就農) ›田んぼや畑、ハウス、牧場で作物や家畜を育てる仕事です。最近は家族経営だけでなく、会社として農業をする農業法人に社員として就職する人が増えています。JA(農協)の職員 ›JAは農家が集まって作った協同組合で、農家の作物を集めて売る、肥料や農薬をまとめて仕入れる、お金を預かる・貸す、保険を扱うなど、農家の暮らしと仕事を幅広く支えています。研究・品種開発・技術職 ›新しい品種、病気に強い作物、魚の養殖技術、食品の新しい加工法などを研究する仕事です。国や県の研究機関、種苗会社、食品メーカー、農薬や肥料の会社で働きます。食品メーカーの生産・品質管理 ›冷凍食品、小麦粉、調味料、缶詰、ジュースなどを工場で安全に大量に作る仕事です。原料の受け入れから製造、検査、出荷までを管理します。営業・バイヤー(卸・市場・商社) ›農家や漁師、食品メーカーがつくった食べ物を、スーパー、外食チェーン、コンビニなどに売る仕事です。逆に、店側の立場で全国から食材を仕入れるバイヤーの仕事もあります。漁業・養殖業の担い手と水産会社 ›海や川で魚をとる漁業、いけすで魚や貝を育てる養殖業、とった魚を加工して売る水産会社で働く仕事です。
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