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医薬品・医療機器の職種

創薬研究職

病気の原因を調べ、それに効く新しい薬の候補(化合物や抗体)を見つけ出す仕事です。新薬メーカーの研究所で働きます。

どんな仕事?

創薬研究は、薬が生まれるいちばん最初の段階です。まず、病気の原因になっている体の中のたんぱく質や遺伝子(標的)を探します。次に、その標的に結びついて働きを抑える物質を、何十万種類もの化合物のライブラリーから、ロボットを使って一気に調べます(スクリーニング)。見つかった候補は、そのままでは効き目が弱かったり、体の中ですぐ分解されたりするため、化学者が分子の形を少しずつ変えて、効き目が強く、副作用が少なく、飲み薬として吸収されやすい形に改良していきます。最近は、化合物の薬だけでなく、抗体医薬、核酸医薬、細胞や遺伝子を使った治療など、薬の種類(モダリティ)が広がっています。コンピュータやAIで分子の形と働きを予測する研究も増えています。候補が決まったら、動物や細胞を使って効き目と安全性を確かめる非臨床試験に進みます。研究職のテーマのほとんどは薬にならずに終わるため、失敗を前提に粘り強く挑戦し続ける仕事です。

具体的にやること

  • 病気の標的の探索
  • 化合物のスクリーニング
  • 分子の設計と合成
  • 細胞や動物での効き目の評価
  • 体内での動き(薬物動態)の評価
  • 安全性(毒性)の評価
  • 特許の出願と論文の執筆

必要な力・知識

薬学・有機化学・生物学・薬理学などの専門知識実験を正確に行う力データを読み解く力英語の論文を読み書きする力失敗しても挑戦を続ける粘り強さ

この職種のキャリア

1〜3年目は研究チームの一員として実験を担当し、会社の研究の進め方を学びます。4〜8年目で研究テーマの中心メンバーとなり、候補化合物の選定に関わります。10年目前後で研究グループのリーダーとなり、その後は研究所の部長や、研究の方向を決める研究戦略、外部の大学やベンチャーとの提携を担当する部署に進む人もいます。

年収の目安

新薬大手では、修士・博士卒の初任給は月27万〜33万円程度が多く、30代で800万〜1,100万円、管理職で1,200万円以上が目安です。

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