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鉄道・電力・ガスの職種

駅係員・車掌・運転士(鉄道の現業職)

駅での案内、きっぷや改札の対応、安全確認を行う駅係員からスタートし、車掌、運転士へとステップアップしていくのが一般的です。毎日決まった時刻どおりに安全に列車を走らせる、鉄道の最前線の仕事です。

どんな仕事?

鉄道の現業職は、毎日の電車を安全に、時刻どおりに走らせる最前線の仕事です。駅係員は、たとえば改札でICカードのトラブルに対応したり、ホームで乗客の安全を確認したり、迷っている人に乗り換えを案内したりします。車掌は、ドアの開け閉め、車内放送、乗客の安全確認を担当し、運転士は信号や速度を確認しながら電車を運転します。どの仕事も、乗務前の点呼やアルコール検査、指差し確認など、安全のためのルールが細かく決まっています。事故や大雨で電車が止まったときは、乗客の案内や振り替え輸送の対応にあたります。

具体的にやること

  • 改札・きっぷの対応
  • ホームでの安全確認
  • 車内放送とドアの開閉(車掌)
  • 列車の運転(運転士)
  • 乗務前の点呼・検査
  • 異常時の乗客案内
  • 忘れ物・落とし物の対応

必要な力・知識

ルールを正確に守る力安全への高い意識落ち着いて行動する力接客・案内の力体力と健康管理

この職種のキャリア

入社後は駅係員として働き、数年で社内試験を受けて車掌になります。その後、さらに社内試験に合格すると養成所で学び、動力車操縦者運転免許を取って運転士になります。経験を積むと、指導役の運転士や、駅の助役・駅長などの管理職に進みます。

年収の目安

大手鉄道会社では泊まり勤務や乗務の手当を含め、20代で400万〜550万円前後、運転士や助役クラスで600万〜800万円前後が目安です。

鉄道・電力・ガスのほかの職種

鉄道の技術職(車両・線路・電気・信号) ›電車の車両を点検・修理する車両の仕事、線路やトンネル・橋を守る保線・土木の仕事、架線や変電所、信号・通信設備を守る電気の仕事などがあります。終電から始発までの夜間に作業することも多い、鉄道の安全を支える縁の下の力持ちです。発電所の運転・保守(電力) ›火力・水力・原子力などの発電所で、設備を運転・監視し、定期点検や修理を行う仕事です。24時間止まらない発電所を、交替勤務で守ります。送配電・ネットワークの仕事(電力・ガス) ›発電所から家庭や工場まで電気を届ける送電線・変電所・配電線、ガスを届ける導管(ガス管)を建設・保守する仕事です。電力では2020年4月、大手ガスでは2022年4月から、この部門が別会社(送配電会社・導管会社)に分けられています。営業・エネルギーソリューション ›工場やビル、家庭に電気・ガスを売り込み、省エネや設備の提案をする仕事です。たとえば、工場に「ガスで発電しながら、出る熱でお湯も作る設備」を提案したり、家庭に給湯器の交換や電気とガスのセット割引を提案したりします。自由化で他社との競争が生まれ、営業の重要性が高まっています。企画・事業開発(不動産・海外・新規事業) ›鉄道会社の駅ビル・商業施設・ホテル・不動産開発、電力・ガス会社の海外発電事業やLNG調達、新しいエネルギー事業などを企画・推進する仕事です。本業以外の柱を育てる役割を担います。管理部門・運輸計画・燃料調達 ›人事・経理・法務・広報などの管理部門のほか、ダイヤ(たとえば、朝のラッシュに何分おきに電車を走らせるか)を作る運輸計画、電力・ガスの原料となるLNGや石炭を海外から買い付ける燃料調達などの仕事があります。
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