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鉄道・電力・ガスの職種

送配電・ネットワークの仕事(電力・ガス)

発電所から家庭や工場まで電気を届ける送電線・変電所・配電線、ガスを届ける導管(ガス管)を建設・保守する仕事です。電力では2020年4月、大手ガスでは2022年4月から、この部門が別会社(送配電会社・導管会社)に分けられています。

どんな仕事?

送配電・導管の仕事は、作られた電気やガスを家庭や工場まで届ける設備を作り、守る仕事です。たとえば、電柱の上の電線や地下のケーブル、街中にある変電所、道路の下に埋まっているガス管などがこの仕事の担当です。台風で電線が切れて停電したときは、作業員が現場に向かい、復旧させます。電力の給電・系統運用の担当は、たとえば夏の暑い日の午後にエアコンの使用で電気が足りなくなりそうになると、発電所に出力を上げてもらうなどして、需要と供給を常に一致させます。ガス会社では、ガス漏れの通報があると24時間いつでも保安の担当者が駆けつけます。

具体的にやること

  • 送電線・配電線の点検と工事
  • 変電所の保守
  • 停電・ガス漏れ時の緊急対応
  • 需要と供給の監視・調整
  • 新しい住宅地への配線・配管の計画
  • 道路工事での立ち会い

必要な力・知識

電気・機械・土木の知識緊急時の判断力安全への高い意識チームワーク屋外作業の体力

この職種のキャリア

入社後は営業所や制御所で現場の仕事を覚えます。数年で工事や保守の責任者になり、その後は設備の計画部門や系統運用の部署、本社の技術部門に進みます。営業所長や支社の幹部になる道もあります。

年収の目安

大手の送配電会社・ガス会社では20代で450万〜600万円前後、30代以降で700万〜900万円前後が目安です。

鉄道・電力・ガスのほかの職種

駅係員・車掌・運転士(鉄道の現業職) ›駅での案内、きっぷや改札の対応、安全確認を行う駅係員からスタートし、車掌、運転士へとステップアップしていくのが一般的です。毎日決まった時刻どおりに安全に列車を走らせる、鉄道の最前線の仕事です。鉄道の技術職(車両・線路・電気・信号) ›電車の車両を点検・修理する車両の仕事、線路やトンネル・橋を守る保線・土木の仕事、架線や変電所、信号・通信設備を守る電気の仕事などがあります。終電から始発までの夜間に作業することも多い、鉄道の安全を支える縁の下の力持ちです。発電所の運転・保守(電力) ›火力・水力・原子力などの発電所で、設備を運転・監視し、定期点検や修理を行う仕事です。24時間止まらない発電所を、交替勤務で守ります。営業・エネルギーソリューション ›工場やビル、家庭に電気・ガスを売り込み、省エネや設備の提案をする仕事です。たとえば、工場に「ガスで発電しながら、出る熱でお湯も作る設備」を提案したり、家庭に給湯器の交換や電気とガスのセット割引を提案したりします。自由化で他社との競争が生まれ、営業の重要性が高まっています。企画・事業開発(不動産・海外・新規事業) ›鉄道会社の駅ビル・商業施設・ホテル・不動産開発、電力・ガス会社の海外発電事業やLNG調達、新しいエネルギー事業などを企画・推進する仕事です。本業以外の柱を育てる役割を担います。管理部門・運輸計画・燃料調達 ›人事・経理・法務・広報などの管理部門のほか、ダイヤ(たとえば、朝のラッシュに何分おきに電車を走らせるか)を作る運輸計画、電力・ガスの原料となるLNGや石炭を海外から買い付ける燃料調達などの仕事があります。
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