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看護師の職種

介護施設・福祉施設の看護師

特別養護老人ホームや介護老人保健施設などで、入所している高齢者の健康管理や薬の管理、医療処置を行います。介護保険施設等で働く看護師は約10万8千人(2024年末)です。

どんな仕事?

介護施設の看護師は、特別養護老人ホームなどで暮らす高齢者の健康を見守ります。毎朝の体温や血圧の測定、薬の準備と配布、傷や床ずれの手当て、胃に管で栄養を入れる人の管理などを行います。たとえば、食事の量が急に減った人がいれば原因を考え、必要なら医師に相談して病院の受診を手配します。介護職の人たちに、体調の見方や感染症の予防のしかたを教えるのも大切な役割です。人生の最期を施設で迎える人のみとりにも関わります。

具体的にやること

  • 入所者の体調チェック
  • 薬の管理と配布
  • 床ずれや傷の手当て
  • 医師への相談と受診の手配
  • 介護職への助言
  • みとりのケア

必要な力・知識

高齢者の病気についての知識介護職と協力する力生活全体を見る視点やさしく根気のある接し方

この職種のキャリア

病院の経験を生かして施設に移る人が多いです。施設の看護リーダーや、施設全体の管理者になる人もいます。

年収の目安

病院の病棟看護師より低めから同じくらいまで、施設によって差があります。夜勤のある施設では夜勤手当が加わります。

看護師のほかの職種

病棟看護師 ›病院に入院している患者さんのケアを24時間体制で担当します。2024年末で働く看護師の65.7%にあたる約89万6千人が病院で働いています。日勤・夜勤の交代制で、点滴や薬の管理、体温や血圧などのチェック、体を拭く・着替えるなどの生活の手伝いをします。外来・クリニックの看護師 ›病院の外来やクリニック(診療所)で、診察の準備、採血や注射、検査の説明、患者さんの案内などを行います。診療所で働く看護師は約19万5千人(2024年末)です。手術室・救急の看護師 ›手術室の看護師は、手術に使う器具を医師に渡す「器械出し」や、手術中の患者さんの状態を見守る「外回り」を担当します。救急外来の看護師は、救急車で運ばれてきた患者さんの処置をすばやく行います。訪問看護師 ›患者さんの自宅を訪問して、医療処置や健康管理、家族への介護のアドバイスなどを行います。訪問看護ステーションで働く看護師は約9万1千人(2024年末)で、高齢化にともない増えています。保健師・助産師 ›看護師の資格に加えて別の国家資格をとると、保健師や助産師として働けます。保健師は保健所や市役所、会社で地域や職場の人々の健康を守り、助産師は出産を手伝い、お母さんと赤ちゃんをサポートします。学校・企業・行政などの看護師 ›大学の保健室、会社の健康管理室(産業看護)、保育園、自衛隊、刑務所、航空会社、治験を行う会社など、病院以外にも看護師が働く場所はたくさんあります。
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