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不動産鑑定士の職種

鑑定事務所・鑑定会社の不動産鑑定士

不動産の鑑定評価を専門にする会社や事務所に勤め、国や自治体、企業、個人から依頼された土地や建物の値段を評価します。資格を取った人が最初に働くことが多い職場です。

どんな仕事?

依頼を受けたら、まず法務局で土地や建物の登記簿(だれが持ち主かなどが書かれた記録)を調べ、市役所でその土地にどんな建物を建てられるか(用途地域や建ぺい率など)を確認します。次に現地に行き、土地の形、道路の幅、日当たり、駅からの距離、周りにどんなお店や学校があるかを歩いて調べ、写真を撮ります。そのうえで、近くの土地の取引の例を集めて比べる方法(取引事例比較法)、その土地や建物から得られる家賃などの収入から値段を求める方法(収益還元法)、建て直すのにいくらかかるかから求める方法(原価法)の3つを使って計算します。たとえば、駅前のマンション1室なら、近くで最近売れた部屋の値段と、その部屋を貸したときの家賃の両方から値段を考えます。最後に、なぜその値段になったのかを数十ページの鑑定評価書にまとめ、依頼した人に説明します。

具体的にやること

必要な力・知識

不動産の鑑定評価の理論と計算民法や都市計画法などの法律の知識現地を見て特徴をつかむ観察力数字の根拠を文章で説明する力表計算ソフトを使った計算力

この職種のキャリア

1〜2年目は先輩について現地調査や資料集めを担当し、合格前や実務修習中の人も多く働いています。資格を取って3〜5年ほどで、一人で鑑定評価書を仕上げ、難しい案件も任されます。10年ほどで事務所の幹部になったり、独立して自分の事務所を開いたりします。

年収の目安

資格を取る前のスタッフは300万〜450万円ほど、登録後は500万〜800万円ほどが目安です。大手の鑑定会社で管理職になると1,000万円を超えることもあります。

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