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不動産鑑定士の職種

公的評価を担当する不動産鑑定士

国や都道府県が毎年発表する土地の値段の目安(地価公示・地価調査)や、相続税の計算に使う路線価、固定資産税の評価などにかかわる仕事です。多くの鑑定士が、ふだんの仕事と並行して担当しています。

どんな仕事?

地価公示では、国土交通省の土地鑑定委員会から依頼を受けて、担当する地点の土地を評価します。秋から冬にかけて現地を調べ、周りの取引の例や家賃の動きを集めて、1月1日時点の値段を計算します。担当地域の鑑定士どうしで会議を開き、隣り合う地点の値段のバランスがおかしくないかを話し合います。たとえば、同じ駅の近くなのに、片方だけ大きく値上がりしているときは、その理由をくわしく説明できるようにします。都道府県が行う地価調査(7月1日時点)や、国税庁の路線価、市町村の固定資産税の評価にも、同じように鑑定士がかかわります。

具体的にやること

  • 担当地点の現地調査
  • 取引事例と家賃の動きの収集
  • 1月1日時点の評価額の計算
  • 地域の鑑定士との会議
  • 評価書の作成と提出
  • 固定資産税・路線価の評価の手伝い

必要な力・知識

担当地域の不動産市場への深い理解鑑定評価の理論ほかの鑑定士と調整する力期限内に多くの地点を評価する段取り力

この職種のキャリア

鑑定士として経験を積むと、地価公示の評価員に選ばれ、担当地点を持つようになります。経験を重ねると、地域のまとめ役として、ほかの鑑定士の評価をチェックする立場になることもあります。

年収の目安

地価公示などの報酬は1地点ごとに決まっていて、ほかの鑑定の仕事と合わせて収入になります。独立した鑑定士にとって、安定した収入の柱の一つです。

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