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薬剤師の職種

ドラッグストアの薬剤師

ドラッグストアで、市販薬(OTC医薬品)の相談にのったり、併設された調剤コーナーで処方箋の薬を調剤したりします。お客さんが病院に行く前に気軽に相談できる、地域の健康の窓口になっています。

どんな仕事?

ドラッグストアの薬剤師は、お店に来たお客さんから「頭が痛い」「せきが止まらない」などの相談を受け、症状や持病、ほかに飲んでいる薬を聞いて、合う市販薬を選びます。たとえば、熱が何日も続いている人には、市販薬ではなく病院に行くようすすめるなど、受診が必要かどうかを見きわめるのも大事な役割です。第1類医薬品は薬剤師しか売ることができず、販売のときに説明が義務づけられています。調剤コーナーがある店舗では、処方箋の薬の調剤もします。品出しや発注、レジなど、お店の運営に関わることもあります。

具体的にやること

  • 市販薬の相談と販売
  • 受診が必要かの判断
  • 第1類医薬品の説明と販売
  • 処方箋の調剤(調剤併設店)
  • 商品の発注や売り場づくり
  • 健康イベントの企画

必要な力・知識

市販薬の成分の知識お客さんの話から症状を聞き取る力接客の力店舗運営の力

この職種のキャリア

店舗で経験を積み、管理薬剤師や店長になります。その後、複数の店舗をまとめるエリアマネージャーや、本部で商品開発や教育を担当する人もいます。

年収の目安

大手ドラッグストアは初任給が高めのところがあるといわれます。店長などの管理職になると年収が上がります。

薬剤師のほかの職種

薬局薬剤師(調剤薬局) ›病院の近くや街中にある薬局で、処方箋を受け付けて薬を調剤し、患者さんに渡す仕事です。薬剤師の60.0%(2024年末、約19万7千人)が薬局で働いていて、最も多い働き方です。病院薬剤師 ›病院の薬剤部で働く薬剤師です。2024年末で約5万8千人が病院で働いています。入院患者さんの薬の調剤だけでなく、抗がん剤や点滴の薬を無菌室で混ぜる仕事、病棟で医師や看護師と一緒に薬の使い方を考える仕事などを担当します。製薬会社の薬剤師 ›医薬品関係企業で働く薬剤師は約3万4千人(2024年末)です。新しい薬の研究開発、臨床試験(治験)の管理、薬の安全性情報の収集と分析(安全性管理)、国への承認申請の書類づくりなどを担当します。たとえば、新しい花粉症の薬が本当に効くのかを確かめる治験の計画を立てたり、発売後に「飲んだら眠くなった」といった報告を集めて分析したりします。行政・公務員の薬剤師 ›厚生労働省や都道府県の薬務課、保健所などで働く薬剤師です。薬局やドラッグストアへの立ち入り検査、危険ドラッグや麻薬の取り締まり、食品や水の安全検査などを行います。2024年末で衛生行政機関・保健衛生施設で働く薬剤師は約6,900人です。学校薬剤師・大学教員・研究者 ›小中学校や高校には学校薬剤師が置かれていて、教室の空気や水質、照明などの環境をチェックし、薬物乱用防止の授業も行います。大学で薬学を教える教員や、研究所で新しい薬のもとになる物質を探す研究者もいます。
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