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薬剤師の職種

行政・公務員の薬剤師

厚生労働省や都道府県の薬務課、保健所などで働く薬剤師です。薬局やドラッグストアへの立ち入り検査、危険ドラッグや麻薬の取り締まり、食品や水の安全検査などを行います。2024年末で衛生行政機関・保健衛生施設で働く薬剤師は約6,900人です。

どんな仕事?

行政の薬剤師は、都道府県の薬務課や保健所で、薬局やドラッグストアに立ち入り検査をして、薬が正しく保管・販売されているかを確かめます。たとえば、期限切れの薬が売られていないか、薬剤師がいない時間に売ってはいけない薬を売っていないかをチェックします。食品の検査や、水道水・プールの水の検査、危険ドラッグの取り締まりも担当します。厚生労働省の麻薬取締官は、麻薬や覚せい剤などの薬物犯罪を捜査します。PMDAの審査員は、新しい薬が安全で効き目があるかを、製薬会社が出したデータをもとに審査します。

具体的にやること

  • 薬局やドラッグストアへの立ち入り検査
  • 薬局の開設の許可の手続き
  • 食品や水の検査
  • 危険ドラッグや麻薬の取り締まり
  • 新薬の審査(PMDA)
  • 薬物乱用防止の啓発

必要な力・知識

薬事に関する法律の知識公正な判断力検査・分析の技術文書を作る力

この職種のキャリア

公務員試験に合格して採用されます。保健所や県庁の部署を数年ごとに異動しながら経験を積み、係長、課長などに昇進します。

年収の目安

国家公務員や地方公務員の給料体系で決まり、年齢や経験に応じて安定して上がっていきます。

薬剤師のほかの職種

薬局薬剤師(調剤薬局) ›病院の近くや街中にある薬局で、処方箋を受け付けて薬を調剤し、患者さんに渡す仕事です。薬剤師の60.0%(2024年末、約19万7千人)が薬局で働いていて、最も多い働き方です。病院薬剤師 ›病院の薬剤部で働く薬剤師です。2024年末で約5万8千人が病院で働いています。入院患者さんの薬の調剤だけでなく、抗がん剤や点滴の薬を無菌室で混ぜる仕事、病棟で医師や看護師と一緒に薬の使い方を考える仕事などを担当します。ドラッグストアの薬剤師 ›ドラッグストアで、市販薬(OTC医薬品)の相談にのったり、併設された調剤コーナーで処方箋の薬を調剤したりします。お客さんが病院に行く前に気軽に相談できる、地域の健康の窓口になっています。製薬会社の薬剤師 ›医薬品関係企業で働く薬剤師は約3万4千人(2024年末)です。新しい薬の研究開発、臨床試験(治験)の管理、薬の安全性情報の収集と分析(安全性管理)、国への承認申請の書類づくりなどを担当します。たとえば、新しい花粉症の薬が本当に効くのかを確かめる治験の計画を立てたり、発売後に「飲んだら眠くなった」といった報告を集めて分析したりします。学校薬剤師・大学教員・研究者 ›小中学校や高校には学校薬剤師が置かれていて、教室の空気や水質、照明などの環境をチェックし、薬物乱用防止の授業も行います。大学で薬学を教える教員や、研究所で新しい薬のもとになる物質を探す研究者もいます。
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