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不動産・建設の職種

不動産仲介(売買・賃貸)

家や土地、マンションを「売りたい人」と「買いたい人」、部屋を「貸したい人」と「借りたい人」の間に立ち、取引をまとめる仕事です。成立した取引の手数料が会社の収入になります。

どんな仕事?

売主から物件の売却の依頼を受け、近くの取引事例から価格を査定します。不動産のポータルサイトやチラシに広告を出し、問い合わせてきた人を物件に案内します。条件の交渉を重ね、合意したら契約書を作成し、宅地建物取引士が「重要事項説明」を行ってから契約を結びます。買主が住宅ローンを使う場合は銀行の手続きも手伝います。賃貸仲介では、大学に入学する学生や新社会人に、通学・通勤に便利な部屋を紹介することもあります。売買仲介の手数料には法律で上限があり、400万円を超える物件では「取引価格×3%+6万円(+消費税)」です。

具体的にやること

必要な力・知識

宅地建物取引士の資格聞き上手であること地域の相場や街の知識契約・税金の基礎知識断られても気持ちを切り替える力

この職種のキャリア

1〜2年目は先輩について案内や書類づくりを学び、宅建の資格を取ります。3年目ごろから自分で売主・買主を担当し、成績を上げると店長や営業所長に進みます。高額な物件や投資用の物件を扱う部署に移る人、経験を生かして独立して自分の不動産会社を開く人もいます。

年収の目安

厚労省job tagでは住宅・不動産営業の平均年収は660.7万円(令和7年調査)です。成果に応じて報酬が上乗せされる会社が多く、同じ年次でも年収の差が大きくなりやすい仕事です。

不動産・建設のほかの職種

用地取得・開発企画(デベロッパー) ›ビルやマンション、商業施設を建てるための土地を探し、持ち主と交渉して買い取り、「ここに何を建てれば街が良くなり、利益も出るか」を考える仕事です。デベロッパーの仕事の出発点です。ビル・商業施設の運営(アセットマネジメント・リーシング) ›完成したオフィスビルやショッピングモールに入ってくれる会社やお店を探し(リーシング)、建物の価値と家賃収入を長く高く保つ仕事です。デベロッパーや不動産賃貸会社の利益の柱を支えます。施工管理(ゼネコン) ›ビルやマンション、橋、トンネルなどの工事現場で、工事が「予定どおり(工程)」「設計どおりの品質で」「安全に」「予算内で」進むように管理する仕事です。ゼネコンの技術系社員の多くが、この仕事からキャリアを始めます。設計・技術開発(ゼネコン・設計事務所) ›建物の形や構造、電気・空調などの設備を図面にする仕事と、地震に強い構造や新しい工法を研究する仕事です。一級建築士などの資格を持つ人が中心です。不動産賃貸・ビル経営(不動産賃貸会社) ›自社でオフィスビル、商業施設、マンションなどを持ち、それを貸して家賃で稼ぐ会社で、どのビルを買い、どう価値を上げ、いつ売るかを判断する仕事です。少ない社員で大きな資産を動かすのが特徴です。不動産管理・プロパティマネジメント ›マンションやビルを、住む人・働く人が快適に使えるように、清掃、点検、修繕、住民の相談対応などを行う仕事です。建物の「お医者さん」のような存在です。企画・管理部門(経営企画・財務・法務) ›会社全体の戦略や、巨額の資金の調達、契約や法律のチェックを担う部門です。不動産は一つの取引の金額が非常に大きいため、財務や法務の役割が特に重要です。
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