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アナウンサーの職種

局アナ(キー局・準キー局)

東京のキー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)や、大阪・名古屋の準キー局に社員として入り、ニュース、スポーツ、情報番組、バラエティなどを担当します。会社員なので給料は安定していて、担当番組は会社が決めます。

どんな仕事?

局アナは、放送局の「アナウンス部(アナウンス室)」に所属する社員です。毎日の仕事は担当番組によって大きく変わり、朝の情報番組の担当なら深夜2〜3時に出社して、その日のニュース原稿を下読みし、ディレクターと打ち合わせをしてから生放送に出ます。スポーツ担当なら、野球やサッカーの試合の前に選手の成績や過去の対戦をノートにまとめ、取材で監督や選手に話を聞いてから実況席に座ります。道具は原稿、ストップウォッチ、イヤホン(ディレクターからの指示が聞こえるもの)、資料ノート、タブレットなどです。たとえば生放送で「あと15秒でCMです」と指示が来たら、話している途中でもきれいにまとめて締める力が求められます。番組だけでなく、局のイベントの司会、ナレーション録り、ラジオ番組、ネット配信の番組など、会社の仕事として幅広く担当します。

具体的にやること

  • ニュース原稿の下読みと読み方の確認
  • 生放送・収録の出演
  • スポーツ実況の資料づくりと取材
  • ナレーションの収録
  • 局のイベントや式典の司会
  • 発声・滑舌のトレーニング
  • ディレクターとの打ち合わせ

必要な力・知識

正しい発音とアクセント、敬語の知識時間に合わせて話をまとめる力ニュースや時事問題への理解急な変更に落ち着いて対応する力人の話を聞き出すインタビューの力

この職種のキャリア

1〜3年目は研修のあと、ニュースのストレートニュース(短いニュースを読むこと)や中継リポート、番組のアシスタントを経験します。4〜10年目でレギュラー番組のサブやメイン、スポーツ実況を任されるようになります。10年目以降は看板番組のメインキャスターや実況のエースになる人、デスクや管理職としてアナウンス部をまとめる人、報道記者やプロデューサーに異動する人に分かれます。30代前後でフリーに転身する人もいます。

年収の目安

キー局を持つ持株会社の平均年収は、上場企業の中でも高い水準として知られています(社員全体の平均で、アナウンサー個人の数字ではありません)。ただし出演料が個人に入るわけではなく、会社の給与規定で決まります。準キー局や地方局はキー局より低めです。

アナウンサーのほかの職種

地方局のアナウンサー(社員・契約) ›全国の地方テレビ局やラジオ局で、地域のニュースや情報番組、高校野球の実況などを担当します。社員として採用される人と、1〜3年程度の契約で働く「契約アナウンサー」がいます。フリーアナウンサー ›放送局の社員ではなく、芸能事務所やアナウンサー専門の事務所に所属し、番組ごと・仕事ごとに契約して出演します。局アナを辞めて独立する人と、最初からフリーで活動する人がいます。キャスター・気象キャスター・リポーター ›ニュース番組や情報番組で、原稿を読むだけでなく取材した内容を自分の言葉で伝える人です。天気予報を伝える気象キャスターや、現場から中継するリポーターも含まれます。スポーツ実況アナウンサー ›野球、サッカー、競馬、競輪、eスポーツなどの試合やレースを、言葉で描きながら伝えます。局アナのスポーツ担当のほか、競馬・公営競技の実況や、ネット配信のスポーツ中継を専門にする人もいます。司会者・ナレーター(副業・兼業も多い働き方) ›結婚式、企業のパーティー、式典、展示会、オンラインイベントなどの司会や、テレビ番組・CM・企業動画のナレーションを中心に活動する人です。会社員や主婦・主夫をしながら週末だけ司会をする人もいます。
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