ミライ図鑑ログイン
管理栄養士の職種

病院の管理栄養士(臨床栄養)

入院している患者さんの病気や体の状態に合わせて食事を決め、栄養指導を行います。医師や看護師とチームを組んで、治療の一部として栄養を管理します。

どんな仕事?

病院の管理栄養士は、入院した患者さんの体重、血液検査の結果、食べている量などを確認し、栄養が足りているかを評価します(栄養アセスメント)。医師が出す「食事せん」に合わせて、塩分を減らした食事、エネルギーを調整した食事、刻んだりペースト状にしたりした食事など、何十種類もある治療食の中から適切なものを選び、献立に反映します。病棟を回って患者さんから食欲や好みを聞き、食べられない人には量や形を変える工夫をします。医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士などと栄養サポートチーム(NST)を組み、低栄養の患者さんの栄養計画を話し合います。外来では、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの患者さんに、食品のモデルや写真を使って個別の栄養指導を行います。

具体的にやること

  • 栄養状態の評価(栄養アセスメント)
  • 治療食の献立作成と調整
  • 病棟での患者さんへの聞き取り
  • 入院・外来の栄養指導
  • 栄養サポートチームのカンファレンス
  • 厨房(給食部門)との打ち合わせ
  • 栄養管理計画書の作成

必要な力・知識

病気と栄養の医学的な知識食品の栄養価の知識患者さんの話を聞き、生活に合った提案をする力医師や看護師と話し合う力わかりやすく教える力

この職種のキャリア

1〜3年目は給食の管理や病棟の担当として基本を身につけ、栄養指導を一人でできるようにします。4〜8年目には特定の病棟や栄養サポートチームの担当になり、病態栄養専門管理栄養士やがん病態栄養専門管理栄養士などの資格を目指します。主任、栄養科長へと進みます。

年収の目安

病院勤務の新人は年収300万円前後から始まることが多く、主任で400万〜500万円、栄養科長で500万〜600万円の例があります(求人や統計からの目安)。公立病院は公務員の給料表で、勤続年数とともに上がります。

管理栄養士のほかの職種

← 管理栄養士にもどる