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営業の担当

法人営業(BtoB営業)

会社や役所、病院、学校などの「組織」を相手に営業する仕事です。たとえば、工場に部品を売る、会社に業務用のパソコンや会計ソフトを導入してもらう、学校に給食や電子黒板を納めるといった仕事です。

どんな仕事?

法人営業のお客さんは「会社」なので、1回の取引の金額が大きく、決めるまでに何人もの人がかかわります。たとえば、ある工場に新しい機械を売るときは、現場で使う人、その上司の課長、お金を出すかどうか決める部長や社長、支払いを担当する経理など、立場のちがう人それぞれに納得してもらう必要があります。そのため、相手の会社が「何に困っているのか」をよく聞き、自社の商品を使うとどれだけ時間やお金が減るのかを、数字を入れた提案書にまとめて説明します。たとえば「この機械を入れると、1日100個しか作れなかった部品が150個作れるようになり、3年で元が取れます」といった説明です。社内の技術者や工場、物流の担当者と相談して、相手に合わせた見積もりを作ることも多いです。契約まで半年〜1年以上かかることもめずらしくありません。

具体的にやること

  • お客さんの会社への訪問・オンライン商談
  • 困りごとを聞き出すヒアリング
  • 提案書・見積書の作成
  • 社内の技術者・工場との調整
  • 価格や納期の交渉
  • 契約書の手続き
  • 納品後のフォローと追加の提案
  • 売上目標の進み具合の管理

必要な力・知識

相手の話を聞いて課題を整理する力数字を使って説明する力(費用対効果の計算)社内外の多くの人を動かす調整力業界や商品の専門知識長期戦でもあきらめない粘り強さ

この担当のキャリア

1〜3年目は先輩について回り、小さな取引先を任されて基本を覚えます。4〜7年目には大きな取引先を担当し、後輩の指導もします。10年目前後で主任・係長、30代後半〜40代で課長として数人〜十数人の営業チームを率い、チーム全体の売上に責任を持つようになります。経験を生かして、マーケティングや事業企画、経営企画に異動する人もいます。

年収の目安

法人営業は業界による差がもっとも大きい職種です。部品や素材のメーカー、商社、金融、ITなどの大手企業では30代で700万〜1,000万円以上になることもあります。中小企業では300万〜500万円台が多いです。

営業のほかの担当

個人営業(BtoC営業) ›ふつうの家族や個人を相手に営業する仕事です。たとえば、車のディーラーで新車を売る、住宅展示場で家を建てる人に提案する、生命保険や証券口座をすすめる、といった仕事です。新規開拓営業 ›まだ取引のない会社や人を探して、最初の契約をとる営業です。たとえば、まだ自社の商品を使っていない会社に電話やメールで連絡して会う約束をとり、提案して契約に結びつけます。ルート営業(既存顧客営業) ›すでに取引のある会社やお店を定期的に回り、注文をもらったり新しい商品を提案したりする営業です。たとえば、お菓子メーカーの営業がスーパーやコンビニの本部を回って、新商品を棚に置いてもらう交渉をします。インサイドセールス ›お客さんのところへ出かけず、電話、メール、オンライン会議を使って営業を進める仕事です。たとえば、会社のホームページで資料をダウンロードした人に電話をかけ、困りごとを聞いて商談の約束をとります。カスタマーサクセス ›契約したお客さんがサービスを使いこなして成果を出せるように支え、契約を続けてもらったり、より大きなプランに切り替えてもらったりする仕事です。たとえば、学校で導入された学習アプリを先生たちが使いこなせるように、使い方の研修を開きます。代理店営業(パートナー営業) ›自社の商品を直接お客さんに売るのではなく、売ってくれるお店や会社(代理店・販売店)を応援して、たくさん売ってもらう営業です。たとえば、携帯電話会社の営業が、町の携帯ショップを運営する会社に販売のコツやキャンペーンを提案します。MR(医薬情報担当者) ›製薬会社で、医師や薬剤師に自社の薬の効き目や正しい使い方、副作用の情報を届ける専門の営業です。薬を直接売ることはなく、「情報」を扱うのが特徴です。海外営業 ›海外の会社に自社の商品を売る、または海外の工場や販売会社と協力して売上を伸ばす営業です。たとえば、日本の部品メーカーが東南アジアの自動車工場に部品を売り込みます。
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