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法務の担当

法律相談・戦略法務

社内の各部署から「これは法律的に大丈夫ですか」という相談を受け、答える担当です。新しい事業やサービスを始めるときに、法律の面から一緒に計画を考えます。

どんな仕事?

法務には、毎日さまざまな部署から相談が寄せられます。たとえば、マーケティング部から「SNSのキャンペーンで、抽選で豪華な賞品を出したいけれど、景品の金額に決まりはありますか」と聞かれたら、景品表示法のルールを調べて答えます。開発部から「お客さんの位置情報を使った新しいアプリを作りたい」と相談されたら、個人情報保護法に合っているか、利用規約にどう書けばよいかを一緒に考えます。単に「ダメです」と言うだけでなく、「この方法なら法律を守りながら実現できます」と代わりの案を示すのが、法務の腕の見せどころです。法律が新しく変わったときは、会社のどの仕事に影響があるかを調べ、社内に知らせます。難しい問題や判断が分かれる問題は、外部の法律事務所の弁護士に意見を求めます。

具体的にやること

  • 各部署からの法律相談への回答
  • 新規事業・新サービスの法的な確認
  • 利用規約・プライバシーポリシーの作成
  • 法改正の調査と社内への周知
  • 外部の弁護士への相談と意見のとりまとめ
  • 行政への問い合わせ
  • 広告や表示の法的なチェック

必要な力・知識

幅広い法律の知識わかりやすく説明する力事業の目的を理解する力代わりの案を考える柔軟さ調べものをする力

この担当のキャリア

若手のうちは先輩と一緒に相談を受け、調べた内容をまとめる役から始めます。経験を積むと、事業部の担当として新規事業の立ち上げから関わるようになり、経営陣から直接相談される立場になります。戦略法務に強い人は、法務部長やゼネラルカウンセルの候補として評価されます。

年収の目安

法律相談を幅広く担当できる中堅の法務は、30代で600万〜800万円ほどが目安です。

法務のほかの担当

契約書チェック(契約法務) ›取引先と結ぶ契約書を読み、会社にとって不利な内容や、あいまいで後でもめそうな部分がないかを確認する担当です。法務の仕事の中で、最も多くの時間を使う中心的な仕事です。訴訟・紛争対応 ›取引先やお客さんとのトラブルが裁判などに発展したときに、会社の代わりに対応を進める担当です。外部の弁護士と協力しながら、証拠を集めて会社の主張をまとめます。コンプライアンス ›会社と社員が法律や社会のルールを守るための仕組みを作る担当です。社内研修、内部通報窓口の運営、不正の調査などを行います。知的財産 ›会社の発明やブランド、デザインなどを、特許や商標として登録して守る担当です。ほかの会社の権利を侵害していないかの確認も行います。機関法務・株主総会 ›株主総会や取締役会など、会社の重要な会議が会社法どおりに開かれるように準備する担当です。上場企業では、毎年の株主総会が大きなイベントです。M&A・国際法務 ›会社の買収や合併の契約、海外での事業に関わる法律の仕事を担当します。大きな取引を法律の面から支える、専門性の高い分野です。個人情報・データ保護 ›お客さんの個人情報や、会社が集めたデータを法律に合わせて正しく扱うための仕組みを作る担当です。インターネットのサービスを提供する会社では特に重要な分野です。
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