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法務の担当

個人情報・データ保護

お客さんの個人情報や、会社が集めたデータを法律に合わせて正しく扱うための仕組みを作る担当です。インターネットのサービスを提供する会社では特に重要な分野です。

どんな仕事?

インターネットの時代には、会社がお客さんの名前、住所、購入の記録、位置情報など、たくさんの個人情報を扱います。たとえば、ネット通販の会社は、誰が何を買ったかという情報を使っておすすめの商品を表示しますが、その使い方は個人情報保護法のルールに合っていなければなりません。データ保護の担当者は、会社がどんな個人情報を、何のために、どう集めているかを洗い出し、プライバシーポリシー(個人情報の扱い方の説明)を作ります。万が一、情報が漏れてしまったときに、国の個人情報保護委員会への報告や本人への連絡をすばやく行う手順も整えます。ヨーロッパのお客さんの情報を扱う場合は、GDPRというヨーロッパの厳しい法律にも対応する必要があります。システム部門やセキュリティの担当者と協力して進める仕事です。

具体的にやること

  • 個人情報の扱いの洗い出し
  • プライバシーポリシーの作成と更新
  • 情報漏えい時の対応手順の作成
  • 個人情報保護委員会への報告
  • GDPRなど海外の法律への対応
  • システム部門とのデータ管理の検討
  • 社員向けの情報管理の研修

必要な力・知識

個人情報保護法・GDPRの知識ITとデータのしくみの理解システム部門と話す力新しい技術の動きを追う力トラブル時にすばやく動く力

この担当のキャリア

データ保護は、ITの知識と法律の知識の両方が必要で、専門家が少ない分野です。契約法務などを経験したあとにこの分野を専門にする人が多く、IT企業や金融機関で特に求められています。

年収の目安

データ保護の専門家は、30代で650万〜900万円ほどが目安で、IT企業や外資系企業では高めの傾向があります。

法務のほかの担当

契約書チェック(契約法務) ›取引先と結ぶ契約書を読み、会社にとって不利な内容や、あいまいで後でもめそうな部分がないかを確認する担当です。法務の仕事の中で、最も多くの時間を使う中心的な仕事です。法律相談・戦略法務 ›社内の各部署から「これは法律的に大丈夫ですか」という相談を受け、答える担当です。新しい事業やサービスを始めるときに、法律の面から一緒に計画を考えます。訴訟・紛争対応 ›取引先やお客さんとのトラブルが裁判などに発展したときに、会社の代わりに対応を進める担当です。外部の弁護士と協力しながら、証拠を集めて会社の主張をまとめます。コンプライアンス ›会社と社員が法律や社会のルールを守るための仕組みを作る担当です。社内研修、内部通報窓口の運営、不正の調査などを行います。知的財産 ›会社の発明やブランド、デザインなどを、特許や商標として登録して守る担当です。ほかの会社の権利を侵害していないかの確認も行います。機関法務・株主総会 ›株主総会や取締役会など、会社の重要な会議が会社法どおりに開かれるように準備する担当です。上場企業では、毎年の株主総会が大きなイベントです。M&A・国際法務 ›会社の買収や合併の契約、海外での事業に関わる法律の仕事を担当します。大きな取引を法律の面から支える、専門性の高い分野です。
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