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人事の担当

人材育成・研修

社員の力を伸ばすための研修や学びの仕組みを作る担当です。新入社員研修、管理職になる人の研修、英語やITの講座など、会社の「学校」の先生と教務係を兼ねたような仕事です。

どんな仕事?

人材育成の担当は、社員がどんな力を身につければ会社がもっと強くなるかを考えて、研修を企画します。たとえば、4月に入社した新入社員には、名刺の渡し方や電話の受け方といったビジネスマナー、会社の歴史や商品の知識、パソコンの使い方などを数週間から数か月かけて教えます。入社3年目には後輩の指導役になるための研修、課長に昇進する人にはチームをまとめるための研修というように、成長の段階に合わせた研修を用意します。講師は社内の先輩社員にお願いすることもあれば、研修を専門にする会社に頼むこともあります。最近は、動画で学べるオンライン講座(eラーニング)を全社員に配ったり、資格を取った人にお祝い金を出す制度を作ったりもします。研修のあとはアンケートをとり、本当に役に立ったかを確かめて次の年の計画に活かします。

具体的にやること

  • 新入社員研修の企画と運営
  • 階層別研修(若手、中堅、管理職)の企画
  • 研修会社の選定と講師の手配
  • eラーニングの導入と受講管理
  • 研修のアンケート集計と効果の確認
  • 資格取得支援制度の運営
  • 次のリーダー候補の育成計画

必要な力・知識

人前で話す力・ファシリテーション力研修の内容を組み立てる企画力社員の悩みや課題を聞き取る力経営や組織についての知識研修会社と交渉する力

この担当のキャリア

最初は研修の会場準備や受付、資料作りなど運営の手伝いから始まります。慣れてくると自分で研修を企画し、講師として話すこともあります。経験を積むと、会社全体の人材育成の方針を考える立場になり、将来の幹部候補を選んで育てる仕事にも関わります。研修会社や人材開発のコンサルタントに転職する人もいます。

年収の目安

研修担当の年収は他の人事職とほぼ同じで、20代は400万円台が目安です。人材開発の責任者になると700万円以上になる会社もあります。

人事のほかの担当

新卒採用 ›大学生や高校生など、学校を卒業する人を採用する担当です。会社説明会、インターンシップ、エントリーシートの選考、面接、内定者のフォローまで、1年以上かけて採用活動を進めます。中途採用 ›すでに社会人として働いている人を、別の会社から採用する担当です。「今すぐこの仕事ができる人がほしい」という現場の声にこたえて、必要な経験を持つ人を探します。労務 ›社員が法律どおり安全に働けるように、勤務時間や休み、職場の環境を管理する担当です。残業時間のチェック、有給休暇の管理、健康診断、ハラスメントの相談窓口などを受け持ちます。給与・社会保険 ›毎月の給料やボーナスを計算して、まちがいなく社員の口座に振り込む担当です。健康保険や厚生年金などの社会保険、年末調整の手続きもここで行います。人事制度・評価 ›社員の役職の段階(等級)、評価の方法、給料の決め方といった「会社のルールブック」を作る担当です。誰をどう評価してどう給料に反映させるかは、社員のやる気を大きく左右します。人事企画・人事戦略 ›会社の経営計画に合わせて、「何年後にどんな人が何人必要か」を考える担当です。人員計画、人件費の予算、組織の作り方などを経営陣と一緒に決めます。HRBP・人事システム ›HRBPは事業部のそばで人の問題を一緒に解決する「事業部専属の人事」です。人事システムの担当は、社員のデータや手続きを管理するシステムを導入・運用します。
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