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人事の担当

人事制度・評価

社員の役職の段階(等級)、評価の方法、給料の決め方といった「会社のルールブック」を作る担当です。誰をどう評価してどう給料に反映させるかは、社員のやる気を大きく左右します。

どんな仕事?

人事制度の担当は、社員が何をすれば評価され、給料が上がり、昇進できるのかというルールを設計します。たとえば、学校の通知表では「5段階評価」や「観点別評価」がありますが、会社でも「目標をどれだけ達成したか」「チームにどれだけ貢献したか」などの基準を決めて、半年や1年ごとに評価します。多くの会社には等級制度があり、新人は1等級、主任は3等級、課長は5等級というように段階が分かれ、等級ごとに給料の幅が決まっています。最近は、年齢や勤続年数で給料が上がる年功序列から、仕事の内容や成果で給料を決めるジョブ型雇用に変える会社も増えています。制度を変えるときは、社員の給料が下がりすぎないように何百人分もシミュレーションし、社員への説明会を開きます。毎年の評価の時期には、上司が部下を正しく評価できるように評価者研修を行い、評価の結果を集めて昇給額や賞与を決めます。

具体的にやること

  • 等級制度・評価制度・給与制度の設計
  • 評価シートの作成と評価の取りまとめ
  • 昇給・賞与の配分のシミュレーション
  • 評価者(上司)向けの研修
  • 他社の給与水準の調査
  • 制度変更の社員説明会
  • 労働組合との制度変更の協議

必要な力・知識

制度を論理的に組み立てる力Excelで大量のデータを扱う力給与相場や労働法の知識社員や経営者に説明する力公平さを大切にするバランス感覚

この担当のキャリア

人事制度の仕事は、採用や労務など人事の基本を経験した中堅社員が任されることが多い分野です。最初は評価結果の集計やデータ分析を担当し、やがて制度の見直しプロジェクトを任されます。制度設計に強い人は、人事コンサルティング会社に転職したり、人事企画の責任者になったりします。

年収の目安

人事制度を担当する人は中堅以上が多く、30代で500万〜700万円ほどが目安です。人事コンサルタントとして外資系のコンサルティング会社で働くと、さらに高くなることもあります。

人事のほかの担当

新卒採用 ›大学生や高校生など、学校を卒業する人を採用する担当です。会社説明会、インターンシップ、エントリーシートの選考、面接、内定者のフォローまで、1年以上かけて採用活動を進めます。中途採用 ›すでに社会人として働いている人を、別の会社から採用する担当です。「今すぐこの仕事ができる人がほしい」という現場の声にこたえて、必要な経験を持つ人を探します。労務 ›社員が法律どおり安全に働けるように、勤務時間や休み、職場の環境を管理する担当です。残業時間のチェック、有給休暇の管理、健康診断、ハラスメントの相談窓口などを受け持ちます。給与・社会保険 ›毎月の給料やボーナスを計算して、まちがいなく社員の口座に振り込む担当です。健康保険や厚生年金などの社会保険、年末調整の手続きもここで行います。人材育成・研修 ›社員の力を伸ばすための研修や学びの仕組みを作る担当です。新入社員研修、管理職になる人の研修、英語やITの講座など、会社の「学校」の先生と教務係を兼ねたような仕事です。人事企画・人事戦略 ›会社の経営計画に合わせて、「何年後にどんな人が何人必要か」を考える担当です。人員計画、人件費の予算、組織の作り方などを経営陣と一緒に決めます。HRBP・人事システム ›HRBPは事業部のそばで人の問題を一緒に解決する「事業部専属の人事」です。人事システムの担当は、社員のデータや手続きを管理するシステムを導入・運用します。
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