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保育士の職種

公立保育所の保育士(地方公務員)

市区町村が運営する公立保育所で働く保育士です。採用試験に合格して地方公務員として採用され、数年ごとに市内の別の保育所へ異動します。

どんな仕事?

市区町村が運営する保育所で、クラス担任として保育をします。たとえば東京都の区立保育園や、地方の市立保育所などがこれにあたります。仕事の中身は私立と大きく変わりませんが、市の方針にそって保育内容をそろえることが多く、研修も自治体単位で行われます。数年ごとに別の保育所に異動するため、さまざまな地域や子どもと出会えます。経験を積むと、保育課(市役所の保育の担当部署)に異動して、入園の受付や保育所の指導といった事務の仕事をすることもあります。災害のときに避難所の運営を手伝うなど、公務員としての役割もあります。

具体的にやること

  • クラス担任としての保育
  • 自治体共通の様式での記録づくり
  • 障害児保育や発達支援の個別計画
  • 保健センターや児童相談所との連携
  • 異動先での引き継ぎ
  • 保育課での入園事務や指導(異動時)

必要な力・知識

保育の専門知識公務員試験の教養知識規則にそって仕事を進める力関係機関と連携する力

この職種のキャリア

採用後は数年ごとに保育所を異動しながら担任を経験します。経験10年以上で主任保育士、さらに園長(所長)へと昇任するのが一般的です。市役所の保育課や子ども家庭支援の部署で働く道もあります。

年収の目安

自治体の給料表で決まり、毎年の昇給と年2回のボーナス(期末・勤勉手当)があります。若いうちは私立と大きく変わりませんが、勤続年数が長くなるほど差が開きやすく、退職金も安定しています。

保育士のほかの職種

保育園のクラス担任(幼児クラス) ›3〜5歳のクラスを担当し、毎日の生活と遊び、行事を計画して進めます。たとえば4歳児25人を1人で受け持ち、朝の会、散歩、製作、給食、昼寝、帰りの会を1日の流れとして組み立てます。乳児クラス担当(0〜2歳児) ›0〜2歳の赤ちゃんクラスを担当します。0歳児は子ども3人に保育士1人が必要と国の基準で決まっていて、1人ひとりのミルク、離乳食、おむつ、睡眠に細かく気を配ります。施設保育士(児童養護施設・乳児院など) ›保育園ではなく、親と暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設や乳児院、障害のある子どもの施設で働く保育士です。子どもたちの「家」で、親代わりとして生活を支えます。小規模保育・企業主導型保育の保育士 ›定員19人以下の小規模保育園や、会社が従業員のために作る企業主導型保育所で働く保育士です。たとえば駅前のビルの1フロアにある0〜2歳だけの保育園や、病院の中にある看護師向けの保育所がこれにあたります。主任保育士・園長(施設長) ›保育園全体をまとめる管理職です。主任保育士はクラスを持たずに全クラスを見て回り、職員の相談や指導、保護者対応の最終窓口をします。園長は園の責任者として、職員の採用、予算、行政への報告まで担当します。
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