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保育士の職種

施設保育士(児童養護施設・乳児院など)

保育園ではなく、親と暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設や乳児院、障害のある子どもの施設で働く保育士です。子どもたちの「家」で、親代わりとして生活を支えます。

どんな仕事?

児童福祉法にもとづく児童福祉施設で、子どもたちの生活全体を支えます。たとえば児童養護施設では、小学生から高校生までが小さなグループに分かれて一軒家のように暮らしていて、保育士は朝ごはんを作り、学校の連絡帳を確認し、放課後は宿題や部活動の相談にのります。虐待を受けた経験のある子どもも多く、心のケアについて心理士や児童相談所と話し合います。乳児院では0〜2歳ごろの赤ちゃんを24時間交代制で育てます。障害児入所施設では食事や入浴の手助けとともに、できることを増やす療育を行います。

具体的にやること

  • 食事づくりと生活の手助け
  • 登校の準備と学校との連絡
  • 宿題や進路の相談
  • 夜勤・宿直での見守り
  • 児童相談所との会議
  • 自立支援計画の作成

必要な力・知識

子どもの心の傷についての理解根気強く関わる力生活全般の家事の力チームで情報を共有する力

この職種のキャリア

最初は先輩と組んで生活グループを担当し、数年でグループの責任者になります。家庭支援専門相談員や里親支援の担当など、専門的な職種へ進む人もいます。

年収の目安

夜勤手当などがつくため、保育園より年収がやや高くなることがあります。社会福祉法人が運営することが多く、給料はその法人の規程で決まります。

保育士のほかの職種

保育園のクラス担任(幼児クラス) ›3〜5歳のクラスを担当し、毎日の生活と遊び、行事を計画して進めます。たとえば4歳児25人を1人で受け持ち、朝の会、散歩、製作、給食、昼寝、帰りの会を1日の流れとして組み立てます。乳児クラス担当(0〜2歳児) ›0〜2歳の赤ちゃんクラスを担当します。0歳児は子ども3人に保育士1人が必要と国の基準で決まっていて、1人ひとりのミルク、離乳食、おむつ、睡眠に細かく気を配ります。公立保育所の保育士(地方公務員) ›市区町村が運営する公立保育所で働く保育士です。採用試験に合格して地方公務員として採用され、数年ごとに市内の別の保育所へ異動します。小規模保育・企業主導型保育の保育士 ›定員19人以下の小規模保育園や、会社が従業員のために作る企業主導型保育所で働く保育士です。たとえば駅前のビルの1フロアにある0〜2歳だけの保育園や、病院の中にある看護師向けの保育所がこれにあたります。主任保育士・園長(施設長) ›保育園全体をまとめる管理職です。主任保育士はクラスを持たずに全クラスを見て回り、職員の相談や指導、保護者対応の最終窓口をします。園長は園の責任者として、職員の採用、予算、行政への報告まで担当します。
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