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化学・素材の職種

開発職(製品開発・用途開発)

研究で生まれた素材を、お客さん(ほかのメーカー)が実際に使える製品に仕上げる仕事です。お客さんの工場や研究所に出向いて、一緒に試作することもあります。

どんな仕事?

開発職は、研究所の技術と、お客さんの要望をつなぐ仕事です。化学メーカーのお客さんは、自動車、家電、スマホ、半導体、住宅、医薬、食品などのメーカーです。たとえばスマホメーカーが「折りたためる画面に使える、何万回曲げても白くならないフィルムがほしい」と考えたとき、開発職は社内の材料を組み合わせたり、配合を変えたりして試作品をつくり、お客さんに評価してもらいます。お客さんの工場の機械で実際に使えるか、長く使っても劣化しないかなど、さまざまな試験をくり返します。お客さんの製品に正式に採用されることを「採用が決まる」「スペックインする」といい、一度採用されると、その製品が売れているあいだ何年も注文が続きます。さらに、今ある素材の新しい使い道(用途)を探す「用途開発」も重要な役割です。営業職と一緒に海外のお客さんを訪問することも多く、英語や中国語を使う場面もあります。

具体的にやること

  • お客さんの要望を聞く
  • 配合や条件を変えた試作
  • 評価試験と品質データの作成
  • お客さんへの試作品の提供と説明
  • 工場での量産試験
  • 新しい用途の探索
  • 技術資料や特許の作成

必要な力・知識

材料や化学の知識お客さんの言葉を技術の言葉に置き換える力たくさんの条件を整理する力社内外の人と調整する力英語などの語学

この職種のキャリア

1〜3年目は既存製品の改良や、先輩の担当顧客の試作を手伝います。4〜8年目で一つの製品やお客さんを丸ごと担当し、採用を勝ち取る経験を積みます。その後は開発チームのリーダー、事業部のマーケティング、海外の技術拠点の責任者などに進みます。

年収の目安

研究職と同じ給与体系の会社が多く、大手では30代で700万〜900万円程度が目安です。

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