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医療・介護(病院経営・介護事業・医療法人)の職種

病院の経営企画・事務長

病院という大きな組織を、赤字にならないように運営する仕事です。患者の数や診療報酬のデータを分析し、どの診療科を強くするか、建物や医療機器にいくら投資するかを考えます。

どんな仕事?

病院の経営企画は、病院の「作戦室」のような部署です。電子カルテや会計のデータから、診療科ごとの患者数、入院日数、手術の件数、収入と費用を分析し、どこに課題があるかを見つけます。たとえば、ある病棟のベッドがいつも空いているなら、地域で必要とされている別の種類の病棟に変えることを提案します。2年ごとの診療報酬改定の内容を読み込み、点数が上がる取り組み(加算)を取れるよう、医師や看護師と一緒に体制を整えます。新しい医療機器の購入や建物の建て替えのときは、どれくらいの患者が増え、何年で投資を回収できるかを計算し、銀行からの借入の計画も立てます。事務長は、経営企画のほか、医事、人事、経理、施設管理などの事務部門全体をまとめ、院長や理事長と経営の判断を行います。都道府県が作る地域医療構想に合わせて、地域の他の病院とどう役割を分けるかを話し合うことも大切な仕事です。

具体的にやること

  • 診療データと収支の分析
  • 診療報酬改定への対応と加算の取得
  • 病床の再編や新しい診療科の計画
  • 医療機器・建物への投資計画
  • 金融機関との借入の交渉
  • 医師・看護師の採用計画
  • 地域の病院・行政との連携会議

必要な力・知識

医療制度と診療報酬の知識データ分析と会計の知識医師や看護師と信頼関係を作る調整力数年先を見通して計画を立てる力

この職種のキャリア

多くの人は医事課(会計・保険請求)や総務などの事務部門から入り、5〜10年ほど現場の事務を経験してから経営企画に移ります。その後、課長、事務部長を経て事務長になり、大きな医療法人では本部の経営企画部長や理事になる人もいます。医療経営のコンサルティング会社や、ほかの病院の事務長に転職する人も多い職種です。

年収の目安

病院の規模や運営主体によって差がありますが、事務職員は300万〜500万円前後から始まり、課長クラスで500万〜700万円前後、大きな病院の事務長では800万円以上になることもあります。

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医療事務(医事課) ›病院や診療所の受付、会計、そして診療報酬を保険者(健康保険組合など)に請求するレセプト業務を担当する仕事です。病院の収入の入り口を守る大切な役割です。介護施設の施設長・管理者 ›特別養護老人ホームや有料老人ホーム、デイサービスなどの介護施設の責任者です。入居者や利用者の安全を守りながら、職員をまとめ、施設の経営を担います。介護職員・ケアマネジャー(介護の現場) ›高齢者や障害のある人の食事、入浴、排せつなどの生活を手伝う介護職員と、その人に合った介護サービスの計画(ケアプラン)を作るケアマネジャーの仕事です。医療法人・介護会社の本部(人事・財務・事業開発) ›複数の病院や介護施設を持つ医療法人や介護会社の本部で、グループ全体の人事、財務、新しい施設の開発などを担当する仕事です。医療情報・医療IT(病院の情報システム、ヘルステック) ›電子カルテや病院の情報システムを運用したり、オンライン診療や医療データを使うサービスを開発したりする仕事です。病院の情報システム部門と、医療ITの会社の両方に職場があります。医療・介護の周辺ビジネス(医療機器・調剤・給食・福祉用具) ›病院や介護施設に医療機器や薬、食事、福祉用具などを届ける会社の仕事です。医療と介護は、多くの周辺ビジネスに支えられています。
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