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医療・介護(病院経営・介護事業・医療法人)の職種

医療情報・医療IT(病院の情報システム、ヘルステック)

電子カルテや病院の情報システムを運用したり、オンライン診療や医療データを使うサービスを開発したりする仕事です。病院の情報システム部門と、医療ITの会社の両方に職場があります。

どんな仕事?

病院の情報システム部門では、電子カルテ、検査や薬のシステム、会計のシステムなどが24時間止まらないよう管理します。病院のシステムが止まると診察や手術ができなくなるため、トラブルが起きたときの素早い対応が求められます。近年は病院を狙ったサイバー攻撃で診療が止まる事件も起きており、セキュリティ対策も重要な仕事です。医療ITの会社では、電子カルテやオンライン診療のアプリ、医療データを分析するサービスなどを開発します。たとえば、エムスリーは医師向けの医療情報サイトを運営し、製薬会社の情報提供を支援しています。国は医療DXを進めており、マイナ保険証や電子処方箋など、医療の情報を全国でつなぐ仕組みづくりも進んでいます。

具体的にやること

  • 電子カルテ・病院システムの運用と保守
  • システムの更新・導入の計画
  • サイバー攻撃への対策
  • 医師や看護師からの問い合わせ対応
  • 医療アプリ・サービスの開発
  • 医療データの分析

必要な力・知識

ITの知識(ネットワーク、データベース、プログラミング)医療の現場や用語への理解セキュリティの知識医療職と話し合いながら進める力

この職種のキャリア

IT企業で経験を積んでから病院の情報システム部門や医療ITの会社に移る人、病院の事務職から情報システムの担当になる人がいます。経験を積むと、病院の情報システムの責任者や、医療ITの会社のプロダクトマネージャーなどに進みます。医療情報技師という民間の資格もあります。

年収の目安

病院の情報システム部門は病院の事務職の給与体系に近く、医療ITの会社はIT業界の水準に近いことが多いです。エムスリーの単体平均は931万円(2025年3月期)です。

医療・介護(病院経営・介護事業・医療法人)のほかの職種

病院の経営企画・事務長 ›病院という大きな組織を、赤字にならないように運営する仕事です。患者の数や診療報酬のデータを分析し、どの診療科を強くするか、建物や医療機器にいくら投資するかを考えます。医療事務(医事課) ›病院や診療所の受付、会計、そして診療報酬を保険者(健康保険組合など)に請求するレセプト業務を担当する仕事です。病院の収入の入り口を守る大切な役割です。介護施設の施設長・管理者 ›特別養護老人ホームや有料老人ホーム、デイサービスなどの介護施設の責任者です。入居者や利用者の安全を守りながら、職員をまとめ、施設の経営を担います。介護職員・ケアマネジャー(介護の現場) ›高齢者や障害のある人の食事、入浴、排せつなどの生活を手伝う介護職員と、その人に合った介護サービスの計画(ケアプラン)を作るケアマネジャーの仕事です。医療法人・介護会社の本部(人事・財務・事業開発) ›複数の病院や介護施設を持つ医療法人や介護会社の本部で、グループ全体の人事、財務、新しい施設の開発などを担当する仕事です。医療・介護の周辺ビジネス(医療機器・調剤・給食・福祉用具) ›病院や介護施設に医療機器や薬、食事、福祉用具などを届ける会社の仕事です。医療と介護は、多くの周辺ビジネスに支えられています。
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