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医療・介護(病院経営・介護事業・医療法人)の職種

医療法人・介護会社の本部(人事・財務・事業開発)

複数の病院や介護施設を持つ医療法人や介護会社の本部で、グループ全体の人事、財務、新しい施設の開発などを担当する仕事です。

どんな仕事?

医療法人や介護会社の本部は、現場の病院や施設が医療や介護に集中できるよう支える仕事です。人事の担当は、看護師、介護職員、リハビリの専門職などをグループ全体で採用し、研修や評価の仕組み、給与体系を整えます。人手不足が深刻なため、外国人の介護人材の受け入れや、働きやすい勤務制度づくりも大切な仕事です。財務の担当は、各施設の収支をまとめ、建物の建て替えや医療機器の購入のための資金を、銀行からの借入などで用意します。事業開発の担当は、どの地域に新しい有料老人ホームや訪問看護の事業所を作るかを、人口や競合の状況から考え、土地探しから開設までを進めます。経営が苦しくなった病院や介護事業所を引き継ぐM&Aにかかわることもあります。

具体的にやること

  • 看護師・介護職員の採用計画と実施
  • 研修・評価・給与制度の設計
  • 施設ごとの収支の管理
  • 建て替え・新規開設の資金計画
  • 新しい施設の出店計画と土地探し
  • M&Aの調査と統合の手続き

必要な力・知識

医療・介護の制度の知識会計・財務または人事の専門知識数字で計画を立てる力多くの施設や職種をまとめる調整力

この職種のキャリア

新卒の総合職として入り、まず現場の施設で経験を積んでから本部に移る会社が多いです。本部では人事、財務、事業開発などの専門性を磨き、課長、部長、役員へと進みます。金融機関や会計事務所、コンサルティング会社から転職してくる人も多い職種です。

年収の目安

会社や法人の規模によって差があり、300万〜500万円前後から始まり、管理職になると600万〜900万円前後が目安です。上場の介護会社では、有価証券報告書で平均年収が公開されています。

医療・介護(病院経営・介護事業・医療法人)のほかの職種

病院の経営企画・事務長 ›病院という大きな組織を、赤字にならないように運営する仕事です。患者の数や診療報酬のデータを分析し、どの診療科を強くするか、建物や医療機器にいくら投資するかを考えます。医療事務(医事課) ›病院や診療所の受付、会計、そして診療報酬を保険者(健康保険組合など)に請求するレセプト業務を担当する仕事です。病院の収入の入り口を守る大切な役割です。介護施設の施設長・管理者 ›特別養護老人ホームや有料老人ホーム、デイサービスなどの介護施設の責任者です。入居者や利用者の安全を守りながら、職員をまとめ、施設の経営を担います。介護職員・ケアマネジャー(介護の現場) ›高齢者や障害のある人の食事、入浴、排せつなどの生活を手伝う介護職員と、その人に合った介護サービスの計画(ケアプラン)を作るケアマネジャーの仕事です。医療情報・医療IT(病院の情報システム、ヘルステック) ›電子カルテや病院の情報システムを運用したり、オンライン診療や医療データを使うサービスを開発したりする仕事です。病院の情報システム部門と、医療ITの会社の両方に職場があります。医療・介護の周辺ビジネス(医療機器・調剤・給食・福祉用具) ›病院や介護施設に医療機器や薬、食事、福祉用具などを届ける会社の仕事です。医療と介護は、多くの周辺ビジネスに支えられています。
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