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宇宙・航空機エンジニアの職種

構造・機体設計エンジニア

ロケットや飛行機の「体」にあたる部分を設計します。軽くて強い形を考え、どこにどれだけの力がかかるかを計算して、壊れない構造を作ります。

どんな仕事?

まず、機体全体の設計チームから「この部分の重さは何キロまで」「この大きさの力に耐えること」といった条件を受け取ります。次に、CAD(コンピューターで図面を描くソフト)で形を作り、CAE(コンピューターで強さや振動を計算するソフト)を使って、どこに力が集中するか、ひびが入らないかを調べます。計算だけでは不安な部分は、試作品を作って、実際に力をかけて壊れるまで試す試験(強度試験)を行います。ロケットなら、打ち上げのときの激しい振動や、宇宙の寒さと太陽の熱の温度差にも耐えなければなりません。設計が決まったら、工場の製造チームに図面を渡し、作りやすさやコストについても話し合います。

具体的にやること

  • 設計条件の整理と重量の配分
  • CADによる3次元の設計
  • CAEによる強度・振動の解析
  • 試作品の強度試験の計画と立ち会い
  • 製造部門との図面の調整
  • 設計の審査会(デザインレビュー)での説明
  • 不具合が出たときの原因調査
  • 技術文書(設計書、試験報告書)の作成

必要な力・知識

材料力学・構造力学CAD・CAEの操作材料(アルミ合金、チタン、複合材)の知識英語の技術文書を読む力チームで設計を調整する力

この職種のキャリア

入社後1〜3年は、先輩の設計の一部を担当しながら、社内の設計の基準や計算のしかたを覚えます。5年目ごろには一つの部品やまとまりの設計を任され、10年ほどで機体全体の構造をまとめる立場になります。その後は、開発プロジェクトの技術責任者や、設計部門の管理職に進みます。

年収の目安

大手メーカーでは、修士卒の新卒で年収450万〜550万円ほどから始まり、30代で700万〜900万円ほどになるのが目安です。管理職になると1,000万円を超える会社もあります。

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