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宇宙・航空機エンジニアの職種

アビオニクス・制御・ソフトウェアエンジニア

乗り物の「頭脳」と「神経」にあたる電子機器やソフトウェアを開発します。どこを飛んでいるかを測り、姿勢を保ち、目的地へ正しく導く仕組みを作ります。

どんな仕事?

まず、乗り物がどう動くべきかを数式で表し、それを実現するための制御の仕組みを設計します。たとえば、人工衛星がカメラを地上の決まった場所に向け続けるには、衛星の中の回転する装置(リアクションホイール)を細かく動かす必要があります。その計算をするプログラムを書き、コンピューター上で何万通りもの条件で試験します。実際の電子機器(搭載計算機やセンサー)とつなぐ試験も行います。宇宙では放射線で電子機器が誤作動することがあるので、それに強い部品を選んだり、故障しても動き続ける仕組みを入れたりします。ソフトウェアに一つでも誤りがあると、打ち上げの失敗につながるため、レビューと試験をくり返します。

具体的にやること

  • 誘導・制御の仕組みの設計
  • 搭載ソフトウェアの開発
  • シミュレーションによる検証
  • 電子機器と組み合わせた試験
  • センサーや通信機器の選定
  • 故障に備えた仕組み(冗長系)の設計

必要な力・知識

制御工学電気・電子回路の知識プログラミング(C言語など)数学(線形代数、微分方程式)誤りを見つける慎重さ

この職種のキャリア

電気・電子系や情報系の出身者が多い職種です。数年で一つの機器やソフトウェアの担当となり、その後はシステム全体の電気系をまとめる立場へ進みます。自動車や家電の制御エンジニアから転職してくる人もいます。

年収の目安

勤め先の給与水準に沿い、大手メーカーなら構造や推進系の担当と同じくらいです。

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