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宇宙・航空機エンジニアの職種

エンジン・推進系エンジニア

ロケットエンジンやジェットエンジンなど、乗り物を進ませる力(推力)を生み出す部分を開発します。燃料を燃やして高温・高圧のガスを噴き出す仕組みを設計します。

どんな仕事?

エンジンの開発は、どのくらいの推力が必要かを決めるところから始まります。次に、燃料を送り込むポンプ(ターボポンプ)、燃料を燃やす燃焼室、ガスを噴き出すノズルなどの部品ごとに担当が分かれて設計します。流体力学(気体や液体の流れ方の学問)や熱力学の計算をもとに、コンピューターで流れや燃え方をシミュレーションします。設計がまとまったら、実際にエンジンを燃やす燃焼試験を、専用の試験場で何十回も行います。試験中は、温度、圧力、振動などのデータを何千か所ものセンサーで集め、設計どおりに動いているかを確かめます。思わぬ振動や部品の損傷が見つかれば、原因を突き止めて設計を直します。ジェットエンジンの場合は、海外のエンジンメーカーと共同で開発することが多く、英語での打ち合わせが日常的です。

具体的にやること

  • エンジン性能の目標設定と計算
  • ターボポンプ・燃焼室などの部品設計
  • 流れ・燃焼のシミュレーション
  • 燃焼試験の計画と実施
  • 試験データの分析
  • 不具合の原因究明と設計変更
  • 海外メーカーとの共同開発の調整

必要な力・知識

流体力学・熱力学燃焼や材料の高温での性質の知識シミュレーションの技術試験データを読み解く力英語でのやりとり

この職種のキャリア

最初の数年は、部品一つの設計や試験データの整理を担当します。燃焼試験の現場で経験を積み、10年ほどでエンジン全体の性能をまとめる担当になります。国の職業情報サイトでは、ジェットエンジンの開発で一人前になるには数年から10年近くかかるとされています。

年収の目安

大手重工メーカーの給与体系に沿って上がります。年収は20代で450万〜600万円、30代で700万〜900万円ほどが目安です。

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