ミライ図鑑ログイン
税理士の職種

独立開業の税理士

自分の税理士事務所を開いて、所長として経営します。お客さんを自分で見つけて、顧問契約を結び、事務所のスタッフを雇って仕事を回します。税理士の多くが、最終的にはこの働き方を目指します。

どんな仕事?

所長として、お客さんとの顧問契約、申告書の最終チェック、スタッフの採用と教育、事務所の経営をすべて担当します。たとえば、月に3万円の顧問料をもらうお客さんが50社いれば、それだけで年間1,800万円の売上になりますが、そこからスタッフの給料、事務所の家賃、会計ソフトの利用料などを払います。新しいお客さんは、銀行や他の士業からの紹介、ホームページ、知り合いのつながりなどから見つけます。相続や事業承継など得意分野を作って、ほかの事務所との違いを出す人も多いです。

具体的にやること

  • 新しいお客さんの開拓(営業)
  • 顧問先との面談
  • 申告書の最終チェックと署名
  • スタッフの採用と教育
  • 事務所のお金の管理
  • ホームページやセミナーでの情報発信
  • 税務調査への立ち会い

必要な力・知識

税法全般の知識と実務経験営業力と人脈経営者としての判断力スタッフをまとめる力得意分野を作る戦略を考える力

この職種のキャリア

事務所勤務で5〜10年ほど経験を積んでから開業する人が多いです。最初は1人で始めて、お客さんが増えたらスタッフを雇い、さらに大きくなると税理士法人にして複数の拠点を持つこともあります。親の事務所を継ぐ「二代目」の税理士も少なくありません。

年収の目安

開業したばかりのころは年収300万円以下のこともあります。お客さんが増えれば1,000万円を超える人も多く、大きな事務所の所長では数千万円になる人もいますが、差がとても大きいのが特徴です。

税理士のほかの職種

会計事務所(税理士事務所)の勤務税理士 ›街にある税理士事務所に勤め、中小企業や個人事業主のお客さんを担当します。たとえば、近所のラーメン屋さん、工務店、歯医者さんなどの帳簿を見て、毎年の申告書を作ります。日本の税理士の多くがまずこの働き方からスタートします。税理士法人(大手・中堅)の税理士 ›数百人から数千人が働く大きな税理士法人に勤めます。全国に支店を持つ法人や、相続税、国際税務など特定の分野に強い法人があります。大企業や資産の多い個人など、規模の大きなお客さんを担当することが多いです。BIG4系税理士法人の税理士 ›世界的な会計事務所グループ(デロイト、PwC、EY、KPMG)の日本の税理士法人で働きます。お客さんは主に上場企業や外資系企業で、国をまたいだ取引の税金をあつかいます。企業内税理士(会社の経理・税務部) ›メーカーや商社などの会社に社員として入り、経理部や税務部で自分の会社の税金をあつかいます。税理士資格を持つ社員は、会社の中で税金の専門家として頼りにされます。国税専門官・税務署職員から税理士へ ›国税庁や税務署の職員として働き、長く勤めたあとに税理士になる道もあります。税務署で一定の年数勤めると、税理士試験の科目が免除される制度があります。
← 税理士にもどる