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営業の担当

MR(医薬情報担当者)

製薬会社で、医師や薬剤師に自社の薬の効き目や正しい使い方、副作用の情報を届ける専門の営業です。薬を直接売ることはなく、「情報」を扱うのが特徴です。

どんな仕事?

MRは「Medical Representative」の略で、日本語では医薬情報担当者と呼ばれます。病院で使われる薬(医療用医薬品)は、医師が患者さんに合わせて選び、処方します。MRは担当する病院やクリニックを訪ね、医師に「この新しい高血圧の薬は、これまでの薬とくらべて、どんな患者さんに向いているか」「どんな副作用が報告されているか」などを、論文や臨床試験のデータを使って説明します。反対に、医療の現場で起きた副作用の情報を集めて会社に報告し、薬を安全に使うための仕組みを支える役割もあります。薬の値段は国が決めるため、MRは値引きの交渉はしません。公益財団法人MR認定センターの資料などでは、日本のMRの数は2013年度の約6.6万人をピークに減り続け、2025年3月末には約4.4万人になっています。がんなどの専門的な薬が増え、より深い専門知識を持つMRが求められるようになっています。

具体的にやること

  • 病院・クリニックへの訪問やオンライン面談
  • 医師・薬剤師への薬の情報提供
  • 副作用などの安全性情報の収集と報告
  • 院内の勉強会・講演会の開催
  • 医学論文や臨床データの勉強
  • 担当エリアの活動計画づくり

必要な力・知識

医学・薬学の基礎知識論文やデータを正しく読む力医師と対等に話せる専門性と信頼法令やルールを守る倫理観

この担当のキャリア

製薬会社に入社すると、数か月の研修で薬や病気について学び、MRの認定制度にもとづく試験を受けます。数年は担当エリアのクリニックなどを回り、実績を積むと大学病院など大きな病院やがん領域などの専門チームを任されます。その後、営業所長、本社のマーケティング、メディカル部門などに進む人もいます。

年収の目安

job tagの令和7年の加工値で約660.7万円(平均42.4歳)と、営業の中では高めです。大手製薬会社では30代で800万〜1,000万円台になる例もあります。

営業のほかの担当

法人営業(BtoB営業) ›会社や役所、病院、学校などの「組織」を相手に営業する仕事です。たとえば、工場に部品を売る、会社に業務用のパソコンや会計ソフトを導入してもらう、学校に給食や電子黒板を納めるといった仕事です。個人営業(BtoC営業) ›ふつうの家族や個人を相手に営業する仕事です。たとえば、車のディーラーで新車を売る、住宅展示場で家を建てる人に提案する、生命保険や証券口座をすすめる、といった仕事です。新規開拓営業 ›まだ取引のない会社や人を探して、最初の契約をとる営業です。たとえば、まだ自社の商品を使っていない会社に電話やメールで連絡して会う約束をとり、提案して契約に結びつけます。ルート営業(既存顧客営業) ›すでに取引のある会社やお店を定期的に回り、注文をもらったり新しい商品を提案したりする営業です。たとえば、お菓子メーカーの営業がスーパーやコンビニの本部を回って、新商品を棚に置いてもらう交渉をします。インサイドセールス ›お客さんのところへ出かけず、電話、メール、オンライン会議を使って営業を進める仕事です。たとえば、会社のホームページで資料をダウンロードした人に電話をかけ、困りごとを聞いて商談の約束をとります。カスタマーサクセス ›契約したお客さんがサービスを使いこなして成果を出せるように支え、契約を続けてもらったり、より大きなプランに切り替えてもらったりする仕事です。たとえば、学校で導入された学習アプリを先生たちが使いこなせるように、使い方の研修を開きます。代理店営業(パートナー営業) ›自社の商品を直接お客さんに売るのではなく、売ってくれるお店や会社(代理店・販売店)を応援して、たくさん売ってもらう営業です。たとえば、携帯電話会社の営業が、町の携帯ショップを運営する会社に販売のコツやキャンペーンを提案します。海外営業 ›海外の会社に自社の商品を売る、または海外の工場や販売会社と協力して売上を伸ばす営業です。たとえば、日本の部品メーカーが東南アジアの自動車工場に部品を売り込みます。
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