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税理士の職種

税理士法人(大手・中堅)の税理士

数百人から数千人が働く大きな税理士法人に勤めます。全国に支店を持つ法人や、相続税、国際税務など特定の分野に強い法人があります。大企業や資産の多い個人など、規模の大きなお客さんを担当することが多いです。

どんな仕事?

大企業やその子会社の申告書の作成、相続税の申告、事業承継の計画づくりなどを、チームで担当します。たとえば、ある社長が亡くなったとき、残された家族が受け継ぐ土地、建物、株式、預金などの価値を1つずつ計算し、相続税がいくらになるかを出します。土地の値段は路線価という国が決めた数字をもとに計算し、形がいびつな土地は値段を下げるなど細かいルールがあります。お客さんの会社の経理部、弁護士、司法書士、銀行の担当者などと打ち合わせを重ねながら進めます。大きな法人では、英語で海外の会計事務所とやりとりすることもあります。

具体的にやること

必要な力・知識

相続税法・法人税法の深い知識チームで役割を分けて進める力長い報告書を書く力英語力(国際税務の部署なら)他の専門家と協力する力

この職種のキャリア

入社すると最初の数年は、先輩のもとで計算や資料作りを担当します。5年目前後で案件のリーダーになり、10年ほどでマネージャーとしてチーム全体をまとめます。さらにその先には、法人の共同経営者であるパートナー(社員税理士)という立場があります。

年収の目安

大手の税理士法人では、入社時の年収が400万〜500万円台、マネージャーになると800万〜1,000万円台、パートナーになるとそれ以上になるのが目安です。

税理士のほかの職種

会計事務所(税理士事務所)の勤務税理士 ›街にある税理士事務所に勤め、中小企業や個人事業主のお客さんを担当します。たとえば、近所のラーメン屋さん、工務店、歯医者さんなどの帳簿を見て、毎年の申告書を作ります。日本の税理士の多くがまずこの働き方からスタートします。BIG4系税理士法人の税理士 ›世界的な会計事務所グループ(デロイト、PwC、EY、KPMG)の日本の税理士法人で働きます。お客さんは主に上場企業や外資系企業で、国をまたいだ取引の税金をあつかいます。独立開業の税理士 ›自分の税理士事務所を開いて、所長として経営します。お客さんを自分で見つけて、顧問契約を結び、事務所のスタッフを雇って仕事を回します。税理士の多くが、最終的にはこの働き方を目指します。企業内税理士(会社の経理・税務部) ›メーカーや商社などの会社に社員として入り、経理部や税務部で自分の会社の税金をあつかいます。税理士資格を持つ社員は、会社の中で税金の専門家として頼りにされます。国税専門官・税務署職員から税理士へ ›国税庁や税務署の職員として働き、長く勤めたあとに税理士になる道もあります。税務署で一定の年数勤めると、税理士試験の科目が免除される制度があります。
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