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企画・マーケティングの担当

ブランドマネジメント

ひとつのブランド(商品のシリーズや名前)を、まるで小さな会社の社長のように任され、売上や利益、イメージに責任を持つ仕事です。たとえば、シャンプーのブランドを担当し、新しい香りの追加、CM、値段、店頭での見せ方までを考えます。

どんな仕事?

ブランドとは、お客さんが名前を聞いたときに思い浮かべるイメージや信頼のことです。たとえば、同じようなチョコレートでも、ブランドによって「高級」「子ども向け」「健康によい」などイメージがちがいます。ブランドマネージャーは、担当ブランドが「だれに、どんな価値を約束するのか」を決め、そのイメージに合わせて商品の種類、値段、広告、パッケージ、売場をそろえます。広告会社やデザイン会社に依頼してCMを作ったり、営業と一緒にスーパーでのキャンペーンを考えたりもします。売上や利益の数字だけでなく、「このブランドを知っている人の割合」「好きと答えた人の割合」などの調査結果も見ながら、毎年の計画を立てます。P&Gやユニリーバなどの外資系消費財メーカーで発達した仕事で、日本でも花王、ライオン、サントリーなどに同じような役割があります。

具体的にやること

  • ブランドの年間計画と予算の作成
  • 新商品・リニューアルの企画
  • テレビCM・Web広告の企画と広告会社との打ち合わせ
  • パッケージデザインの決定
  • 売上・シェア・認知度の分析
  • 営業とのキャンペーン企画
  • 競合ブランドの調査

必要な力・知識

ブランド全体を見わたす経営的な視点広告やデザインの良し悪しを判断する感覚売上やシェアのデータを読む力多くの社内外の人を動かすリーダーシップ

この担当のキャリア

外資系消費財メーカーでは新卒からアシスタントブランドマネージャーとして入り、数年でブランドマネージャー、さらに複数ブランドを見るマーケティングディレクターへと進む道があります。日本企業では、営業や商品企画を経て担当になることが多いです。ブランドマネージャーの経験者は、ほかの会社のマーケティング責任者(CMO)に転職することもあります。

年収の目安

大手消費財メーカーや外資系企業では、30代で800万〜1,000万円を超える例もあります。会社の規模によって差が大きいです。

企画・マーケティングのほかの担当

商品企画・商品開発 ›新しい商品やサービスのアイデアを考え、形にするまでを進める仕事です。たとえば、飲料メーカーで「部活帰りの高校生がすっきり飲める新しいスポーツドリンク」を企画し、味やパッケージ、値段を決めて発売するまでを担当します。デジタルマーケティング(Webマーケティング) ›インターネットやスマホを使って、商品を知ってもらい、買ってもらうしくみを作る仕事です。たとえば、YouTubeの動画の前に流れる広告、Instagramの広告、検索したときに上に出てくる広告を出し、どの広告がどれだけ買い物につながったかを分析します。市場調査(マーケティングリサーチ) ›アンケートやインタビュー、販売データなどを使って、お客さんの好みや市場の大きさを調べる仕事です。たとえば、「高校生がよく使うシャンプーはどれか、なぜ選んでいるのか」をネットアンケートで1,000人に聞き、その結果を分析して報告します。販売促進(販促) ›お店の売場やキャンペーンを通じて、「いま買いたい」と思ってもらう工夫をする仕事です。たとえば、コンビニの「おにぎり100円セール」や、お菓子を買うとアニメのシールが当たるキャンペーン、店頭のポップやのぼりを考えます。広報・PR ›新聞やテレビ、ネットのニュースに会社や商品を取り上げてもらい、世の中によいイメージを広げる仕事です。たとえば、新商品の発表会を開いて記者を招いたり、ニュースリリースという発表文を書いて配ったりします。事業企画・サービス企画 ›新しい事業やサービスを考え、どうすればもうかるかの計画を立てる仕事です。たとえば、鉄道会社が「駅ナカに新しいお店をつくる」、IT企業が「新しいアプリの有料プランをつくる」といった計画を作ります。宣伝・広告 ›テレビCM、新聞・雑誌の広告、駅のポスター、ネット広告などを使って、商品や会社を広く知ってもらう仕事です。たとえば、新しいスマホゲームのテレビCMを、広告会社と一緒に企画して流します。
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