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エネルギー(石油・再生可能エネルギー)の職種

資源開発(探鉱・開発・生産)エンジニア

地下深くにある石油や天然ガスを見つけ、井戸を掘り、何十年も安全に生産し続けるための技術者です。海外の油田やガス田で働くことが多い仕事です。

どんな仕事?

資源開発の仕事は、探鉱、開発、生産の3段階に分かれます。探鉱では、人工的に起こした振動(地震波)が地下で跳ね返ってくる様子を調べ、石油や天然ガスがたまっていそうな地層を探します。たとえるなら、地面の下を超音波でのぞくような作業です。有望な場所が見つかると試掘井を掘り、本当に資源があるか、どれくらいの量があるかを確かめます。開発の段階では、海の上に生産設備を建て、ガスを運ぶパイプラインや液化する工場を設計します。生産の段階では、何十年にもわたり設備を安全に動かし、地下の圧力の変化を見ながら生産量を調整します。海外の政府や国営石油会社、欧米の石油メジャーと共同で進めることが多く、会議や書類はほとんど英語です。

具体的にやること

  • 地震探査データの解析
  • 地下の地層モデルの作成
  • 掘削計画の立案と現場管理
  • 生産設備の設計と運転管理
  • 埋蔵量の評価と経済性の計算
  • 海外の政府・パートナー企業との交渉
  • 安全・環境対策の管理

必要な力・知識

資源工学・地球科学・機械工学などの専門知識英語で議論し交渉する力データ解析とシミュレーション過酷な環境でも働ける体力と適応力

この職種のキャリア

入社後は本社で解析の仕事をしながら基礎を学び、数年以内に海外の現場や事務所に赴任することが多いです。10年目前後で一つの分野の専門家やプロジェクトの中心メンバーになり、その後はプロジェクトマネージャーや海外事務所の責任者に進みます。最近は、二酸化炭素を地下にためるCCSや地熱開発など、資源開発の技術を脱炭素に生かす仕事も増えています。

年収の目安

資源開発会社は業界でも給与水準が高く、INPEXの単体平均は1,168万円(2024年12月期)、石油資源開発は1,032万円(2025年3月期)です。海外赴任中は手当がつき、さらに高くなることがあります。

エネルギー(石油・再生可能エネルギー)のほかの職種

製油所・プラントの技術者(生産技術・設備保全) ›製油所で原油をガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料、ナフサなどに分ける巨大な装置を、安全に24時間動かし続けるための技術者です。燃料の需給・トレーディング ›世界中から原油やLNGを買い付け、タンカーの配船を決め、製品をどこにどれだけ売るかを計画する仕事です。値段が毎日動く国際市場を相手にします。再生可能エネルギーの開発(太陽光・風力・地熱など) ›太陽光発電所や風力発電所を、どこに、どれくらいの規模で作るかを決め、地域の合意を得て、建設から運転開始までを進める仕事です。電力・燃料の営業(法人・家庭) ›工場や商業施設、家庭に電気やガス、燃料を売る仕事です。2016年の電力小売の全面自由化で、石油会社やガス会社も電気を売るようになり、競争が激しくなりました。次世代エネルギーの研究開発(水素・アンモニア・SAF・CCS) ›二酸化炭素を出さない、または減らす新しい燃料や技術を研究し、実用化する仕事です。石油会社や発電会社が力を入れている分野です。ガソリンスタンド・販売会社の運営 ›ガソリンスタンド(サービスステーション、SS)を運営し、燃料の販売に加えて洗車、車の点検、カーリースなど車にかかわるサービスを提供する仕事です。
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