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食品・飲料の職種

生産管理・生産技術・工場の技術職

工場で毎日、同じ品質の商品を、決められた量だけ、安く安全につくるための仕事です。製造ラインの改善、設備の導入、生産計画づくりを担当します。

どんな仕事?

工場の技術職には、大きく「生産管理」と「生産技術(設備)」があります。生産管理は、営業から届く注文の見込みをもとに「来週は何をどれだけつくるか」を決め、原料の発注、作業する人の配置、在庫の量を調整します。たとえば夏の暑い時期はスポーツドリンクや麦茶が急に売れるため、天気予報まで見ながら生産計画を組み直します。生産技術は、新しい商品をつくるための機械を選んで導入したり、ラインの速さや歩留まり(原料のうち商品になる割合)を上げたりする仕事です。異物の混入を防ぐ金属探知機やX線検査機の設置、衛生管理の仕組みであるHACCPに沿った工程の管理も担当します。工場で働くパートさんや協力会社の人と一緒に、現場で汗をかきながら問題を解決する場面が多い職種です。最近は人手不足のため、ロボットやカメラによる自動検査を入れる工場も増えています。

具体的にやること

  • 生産計画と原料の発注
  • 製造ラインの改善
  • 新しい設備の選定と立ち上げ
  • 歩留まりやコストの分析
  • 衛生管理(HACCP)の運用
  • トラブル時の原因調査
  • 作業者への教育

必要な力・知識

機械・電気・化学工学などの知識数字で現場を見る力現場の人と信頼関係をつくる力安全と衛生への意識トラブルに落ち着いて対応する力

この職種のキャリア

入社後は工場に配属され、1〜3年目は製造現場の担当者として機械の扱いや工程を覚えます。4〜8年目で一つのラインや工程のリーダー、または新工場の立ち上げメンバーになります。その後は工場の課長・工場長、本社の生産本部、海外工場の立ち上げなどに進むルートがあります。

年収の目安

大手では20代で400万〜550万円程度です。交替勤務や工場勤務の手当がつくこともあります。工場長クラスになると900万〜1,000万円以上になる会社もあります。

食品・飲料のほかの職種

研究職(基礎研究・素材研究) ›食品の成分や、うま味・香り・食感が生まれる仕組み、健康への効果などを科学的に調べる仕事です。数年〜十数年先の新しい商品や素材につながる「種」を探します。商品開発職 ›新しい商品の味・形・パッケージの中身を決め、試作をくり返して「売れる商品」に仕上げる仕事です。研究所の技術とマーケティングの企画を、工場で毎日つくれるレシピに落とし込みます。品質保証職 ›商品が安全で、表示どおりの中身であることを保証する仕事です。食品事故を防ぐ「最後のとりで」の役割を担います。営業職(量販店営業・業務用営業) ›スーパー、コンビニ、ドラッグストア、卸売業、外食チェーンなどに、自社の商品を置いてもらう、使ってもらうための仕事です。食品業界の文系総合職の多くが最初に配属されます。マーケティング・ブランドマネージャー ›どんな商品を、誰に、いくらで、どうやって知ってもらうかを決める仕事です。ブランドの「社長」のような立場で、売上と利益に責任を持ちます。調達・購買・需給(原料の買い付け) ›小麦、大豆、とうもろこし、砂糖、コーヒー豆、乳原料、果汁などの原料と、ペットボトルや段ボールなどの資材を、良い品質で、安く、安定して買う仕事です。
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