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食品・飲料の職種

マーケティング・ブランドマネージャー

どんな商品を、誰に、いくらで、どうやって知ってもらうかを決める仕事です。ブランドの「社長」のような立場で、売上と利益に責任を持ちます。

どんな仕事?

マーケティング部門は、消費者調査や売上のデータをもとに「いま何が求められているか」を考え、商品の企画から広告までを組み立てます。たとえば「高校生や大学生にもっと緑茶を飲んでほしい」という課題があれば、インタビューやアンケートで若い人の好みを調べ、すっきりした味や持ちやすいボトル、人気タレントを使ったCM、SNSでのキャンペーンを考えます。コンセプトが決まったら、開発職に試作を頼み、デザイン会社とパッケージをつくり、広告会社とCMを作ります。発売後は、POSデータ(どの店で何がいくつ売れたかの記録)や広告の効果を分析して、次の手を打ちます。担当ブランドの売上目標、広告にかける予算、利益をまとめて管理するため、ブランドマネージャーと呼ばれることもあります。季節限定品やコラボ商品のように、短い期間で企画から発売までを走りきる仕事も多くあります。

具体的にやること

  • 市場や消費者の調査
  • 商品コンセプトの企画
  • パッケージデザインの決定
  • 広告・CM・SNSの企画
  • 販売データの分析
  • 広告予算と利益の管理
  • 社内外への説明(プレゼン)

必要な力・知識

データから人の気持ちを読む力企画を言葉と絵にする力広告会社や開発職を巻き込む力数字の責任を持つ覚悟流行への感度

この職種のキャリア

多くの会社では、営業や開発を数年経験したあとにマーケティング部門へ異動します。最初はブランドの一部(季節品や販促)を担当し、30代でブランドマネージャーとして一つのブランドを任されます。その後はマーケティング部長、事業部長として事業全体を見る立場に進む人が多いです。

年収の目安

給与体系は総合職共通の会社が多く、大手の30代で700万〜900万円程度が目安です。外資系の食品・日用品メーカーではマーケティング職の給与が高めの傾向があります。

食品・飲料のほかの職種

研究職(基礎研究・素材研究) ›食品の成分や、うま味・香り・食感が生まれる仕組み、健康への効果などを科学的に調べる仕事です。数年〜十数年先の新しい商品や素材につながる「種」を探します。商品開発職 ›新しい商品の味・形・パッケージの中身を決め、試作をくり返して「売れる商品」に仕上げる仕事です。研究所の技術とマーケティングの企画を、工場で毎日つくれるレシピに落とし込みます。生産管理・生産技術・工場の技術職 ›工場で毎日、同じ品質の商品を、決められた量だけ、安く安全につくるための仕事です。製造ラインの改善、設備の導入、生産計画づくりを担当します。品質保証職 ›商品が安全で、表示どおりの中身であることを保証する仕事です。食品事故を防ぐ「最後のとりで」の役割を担います。営業職(量販店営業・業務用営業) ›スーパー、コンビニ、ドラッグストア、卸売業、外食チェーンなどに、自社の商品を置いてもらう、使ってもらうための仕事です。食品業界の文系総合職の多くが最初に配属されます。調達・購買・需給(原料の買い付け) ›小麦、大豆、とうもろこし、砂糖、コーヒー豆、乳原料、果汁などの原料と、ペットボトルや段ボールなどの資材を、良い品質で、安く、安定して買う仕事です。
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