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食品・飲料の職種

営業職(量販店営業・業務用営業)

スーパー、コンビニ、ドラッグストア、卸売業、外食チェーンなどに、自社の商品を置いてもらう、使ってもらうための仕事です。食品業界の文系総合職の多くが最初に配属されます。

どんな仕事?

食品メーカーの営業は、店で直接お客さんに売るのではなく、お店や会社に「仕入れてもらう」仕事です。家庭用の営業では、スーパーやコンビニの本部にいるバイヤーに、新商品の特徴や売れ行きのデータ、テレビCMの予定などを説明し、棚に置く商品として採用(定番化)してもらいます。お店の棚は限られているので、他社の商品と陣取り合戦になります。特売の企画、店頭のポップや試食販売の提案、売り場の棚割り(どの商品をどの段に何列並べるか)の提案もします。食品の多くは卸売業(問屋)を通って店に届くため、卸の担当者と一緒にスーパーを回ることもよくあります。業務用の営業では、ラーメンチェーンに専用のスープを、ファミレスに冷凍食品を、パン工場に油脂やマーガリンを提案するなど、お客さんの商品づくりに入り込んで一緒に考えます。お酒のメーカーでは、居酒屋や飲食店を回って自社のビールを扱ってもらう「料飲店営業」も重要です。

具体的にやること

  • スーパーやコンビニ本部との商談
  • 卸売業との打ち合わせ
  • 売り場や棚割りの提案
  • 特売やキャンペーンの企画
  • 売上データ(POSデータ)の分析
  • 店舗を回って売り場を確認
  • 業務用のお客さんへの提案

必要な力・知識

相手の売上を一緒に考える提案力数字(売上・利益・シェア)を読む力人と長く付き合う力断られても続けるタフさ運転免許(地方の営業では車で回ることが多い)

この職種のキャリア

1〜3年目は地方の支店で、担当するスーパーや卸を任されることが多いです。4〜8年目で大手チェーンの本部や全国チェーンのコンビニ担当など、大きなお客さんを任されます。その後は支店長、本社の営業企画、マーケティング、海外の販売会社など、さまざまな部署へ広がります。

年収の目安

大手では20代で450万〜600万円程度、30代で650万〜900万円程度が目安です。成果による賞与の差はあっても、証券会社のような大きな歩合はほとんどありません。

食品・飲料のほかの職種

研究職(基礎研究・素材研究) ›食品の成分や、うま味・香り・食感が生まれる仕組み、健康への効果などを科学的に調べる仕事です。数年〜十数年先の新しい商品や素材につながる「種」を探します。商品開発職 ›新しい商品の味・形・パッケージの中身を決め、試作をくり返して「売れる商品」に仕上げる仕事です。研究所の技術とマーケティングの企画を、工場で毎日つくれるレシピに落とし込みます。生産管理・生産技術・工場の技術職 ›工場で毎日、同じ品質の商品を、決められた量だけ、安く安全につくるための仕事です。製造ラインの改善、設備の導入、生産計画づくりを担当します。品質保証職 ›商品が安全で、表示どおりの中身であることを保証する仕事です。食品事故を防ぐ「最後のとりで」の役割を担います。マーケティング・ブランドマネージャー ›どんな商品を、誰に、いくらで、どうやって知ってもらうかを決める仕事です。ブランドの「社長」のような立場で、売上と利益に責任を持ちます。調達・購買・需給(原料の買い付け) ›小麦、大豆、とうもろこし、砂糖、コーヒー豆、乳原料、果汁などの原料と、ペットボトルや段ボールなどの資材を、良い品質で、安く、安定して買う仕事です。
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