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電機・半導体・電子部品の職種

回路設計・LSI設計

半導体チップの中の電子回路や、電子機器の基板の回路を設計する仕事です。スマホや車、家電の「頭脳」と「神経」をつくります。

どんな仕事?

回路設計の仕事は、大きく、半導体チップの中の回路を設計する「LSI設計」と、電子部品を組み合わせて機器の基板をつくる「ボード設計」に分かれます。LSI設計では、まず「このチップはどんな計算をするか」を決め、ハードウェア記述言語というプログラムに似た言葉で回路の動きを書きます。それをEDAツールという専用のソフトで、実際のトランジスタの配置と配線に変換し、電気が正しく流れるか、熱が出すぎないか、決められた速さで動くかをシミュレーションで何度も確認します。たとえば、車の自動ブレーキに使う画像処理のチップなら、カメラの映像を一瞬で処理し、しかも故障しない回路が求められます。完成した設計データは工場(ファウンドリなど)に送られ、チップが製造されます。できたチップを測定器で評価し、不具合があれば原因を突き止めて設計を直します。一つのチップの開発に、何十人ものチームで1〜2年かかることもあります。

具体的にやること

  • 仕様の決定と回路の構成の検討
  • ハードウェア記述言語での設計
  • 論理や電気のシミュレーション
  • レイアウト(配置と配線)の確認
  • 試作チップの評価と測定
  • 不具合の解析と修正
  • 顧客や工場との技術的な打ち合わせ

必要な力・知識

電気回路・電子回路・半導体工学の知識論理回路やデジタル設計の知識EDAツールやプログラミングの技術細かい条件を確認する根気英語の技術資料を読む力

この職種のキャリア

1〜3年目は先輩の設計の一部(回路の小さなブロック)や検証を担当し、設計の流れとツールを覚えます。4〜8年目でチップの主要な部分を任され、10年目前後で一つのチップ全体の設計リーダーになります。その後は製品全体の企画を担うアーキテクトや、設計部門の管理職へ進む人が多いです。

年収の目安

大手では20代で450万〜650万円、30代で700万〜1,000万円程度が目安です。半導体の設計人材は世界的に不足しており、外資系企業ではさらに高い年収の例もあります。

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